「おい、できたぞ」
当局は、先日届いたOneDayAJD、JARLが発行する元祖AJD以外にもう一つAJDのアワードを持っています。
それは、上のキャプチャー画面のAJDアワードで、OneHourAJDというアワード名です。
ルールはアワード名のとおりで、1時間以内にAJDを完成させるのがルールです。
当時、私はこのアワードについては知りませんでした。
「おい、できたぞ」と教えてくれたのは、当時私の隣でQSOのアシストをしてくれていたローカル局です。
最初何のことか分からなかったのですが、彼はOneHourAJDが完成していることを教えてくれました。
後でログを確認したら、間違いなく1時間の範囲でAJDが完成していました。
OneHourAJDが完成したのは、7MHzのSSBで1974年2月9日(土)09:10から09:57のことでした。
実はこの日、当時流行っていたJCCサービスを行っていました。
当日は、第25回十日町雪まつりが開催されていて、その記念も兼ねて雪まつり会場の一角(十日町高校グランド)でローカル局有志がJCCサービスを行いました。
当時を知っている局はご存知でしょうが、運用した7MHzは何時もQRVする隙間が全くないほど混み合ったバンドでした。
そこで、JCCサービスという一種のパイルアップを発生させたわけですから、条件が良かったのだと思います。
で、QSOした後が大変でした。
ビューロー経由でカードを回収すると時間がかかるので、JCCサービスを実施した側がSASEでQSLカードを請求したように記憶しています。
その結果届いたのがキャプチャーしたアワードです、発行団体は弘前アマチュア無線クラブです。
アワードをヒックリ返したらビックリでした、何とキャプチャー画面のとおり手書きで認定の文言が書かれていたからです。
あと、アワードの真ん中に印刷された時計部分に、AJDが完成した日時が手書きで記入されています、時計部分を拡大したキャプチャー画面を見てください。
発行ナンバーは#31となっていますが、当時はハードルが高かったか、そうではなかったのかは分かりません。
Web検索した限りでは、現在はこのアワードは発行終了と思われます。
もっとも今は、コンテスト時や、FT8を駆使すれば、1時間どころか30分で完成できるかもしれません。
一番下のキャプチャー画面は、JCCサービスのために、ローカル局と一緒に作成した記念QSLカードです。
当時、カラー写真印刷のQSLカードは決して安くなかったはずですが、3局で費用を分担したので何とかなったのかなと思われます。
因みに、カードのデザインは一緒にカードを作成したJA0OAU局だったと記憶しています。(※あやふや)
どなたか、このアワードを復活してくれませんかね。
だったらお前がヤレと言われそうだし、もしかして既に存在しているのを私が知らないだけかもしれませんが。hi
以上、老人の戯言です。