「つつへ」の部屋

JA0PPE アマチュア無線の戯言

OneHourAJD

2021年10月23日 | アマチュア無線







「おい、できたぞ」

当局は、先日届いたOneDayAJD、JARLが発行する元祖AJD以外にもう一つAJDのアワードを持っています。
それは、上のキャプチャー画面のAJDアワードで、OneHourAJDというアワード名です。
ルールはアワード名のとおりで、1時間以内にAJDを完成させるのがルールです。

当時、私はこのアワードについては知りませんでした。
「おい、できたぞ」と教えてくれたのは、当時私の隣でQSOのアシストをしてくれていたローカル局です。
最初何のことか分からなかったのですが、彼はOneHourAJDが完成していることを教えてくれました。
後でログを確認したら、間違いなく1時間の範囲でAJDが完成していました。

OneHourAJDが完成したのは、7MHzのSSBで1974年2月9日(土)09:10から09:57のことでした。
実はこの日、当時流行っていたJCCサービスを行っていました。
当日は、第25回十日町雪まつりが開催されていて、その記念も兼ねて雪まつり会場の一角(十日町高校グランド)でローカル局有志がJCCサービスを行いました。
当時を知っている局はご存知でしょうが、運用した7MHzは何時もQRVする隙間が全くないほど混み合ったバンドでした。
そこで、JCCサービスという一種のパイルアップを発生させたわけですから、条件が良かったのだと思います。

で、QSOした後が大変でした。
ビューロー経由でカードを回収すると時間がかかるので、JCCサービスを実施した側がSASEでQSLカードを請求したように記憶しています。
その結果届いたのがキャプチャーしたアワードです、発行団体は弘前アマチュア無線クラブです。
アワードをヒックリ返したらビックリでした、何とキャプチャー画面のとおり手書きで認定の文言が書かれていたからです。
あと、アワードの真ん中に印刷された時計部分に、AJDが完成した日時が手書きで記入されています、時計部分を拡大したキャプチャー画面を見てください。
発行ナンバーは#31となっていますが、当時はハードルが高かったか、そうではなかったのかは分かりません。
Web検索した限りでは、現在はこのアワードは発行終了と思われます。
もっとも今は、コンテスト時や、FT8を駆使すれば、1時間どころか30分で完成できるかもしれません。

一番下のキャプチャー画面は、JCCサービスのために、ローカル局と一緒に作成した記念QSLカードです。
当時、カラー写真印刷のQSLカードは決して安くなかったはずですが、3局で費用を分担したので何とかなったのかなと思われます。
因みに、カードのデザインは一緒にカードを作成したJA0OAU局だったと記憶しています。(※あやふや)

どなたか、このアワードを復活してくれませんかね。
だったらお前がヤレと言われそうだし、もしかして既に存在しているのを私が知らないだけかもしれませんが。hi

以上、老人の戯言です。















OneDayAJD到着しました

2021年10月22日 | アマチュア無線





先日申請した「OneDayAJD」(JARL姫路クラブ発行)が本日到着しました。
実物を見たとき、これは合理的だと思いました、アワードはA4サイズの写真用印刷用紙に印刷されていたからです。
だから、姫路城の写真がとても綺麗で映えて見えます、それに額装する場合A4の写真フレームでOKなので楽ちんです。
週末にA4の写真フレームを調達してこようかなと考えています。

特記は「28MHz Digital(FT8) 新潟市北区」で申請しましたが、全てOKでした。
発行Noが4358ですから、人気のアワードですね。
実は他のバンドでも完成しているんですが、28MHzの場合はコンデションに恵まれないと難しいと思ったので、このバンドであえて申請しました。
でも、申請までに少し難産でした、それはQSLカードの確保です。
1エリアから8エリア、それに0エリアは早々とQSLカードが確保できました、理由はeQSLで受け取っていたからです、これを印刷すればOKですから。

問題は9エリアでした、QSOできたのは1局のみ、しかもJTDXにeQSLのフラグが立っていなかったので、JARL経由でカードを送付しました。
ご存知のとおりJARL経由のカードは、エリアによって奇数月と偶数月に送付が別れています。
つい先日到着したカードの中に該当の局のカードが入っていませんでした、QSOしてから5ヶ月が経過しているんですけどね。
で、SASEを使うことにしたのですが、あいにく私の持っているコールブックは恐ろしく古いバージョンで、現住所がどうしても確認できませんでした。
今は、個人情報保護という大義名分で、この手の情報を入手するのは、本当に難しいです。
結局、Web検索を駆使(あえて詳しい方法は述べませんが)して何とかそれらしい住所を確認できました。
後は、えいやあでSASEを送ったら、無事にSASEが帰ってきました、これで完成です。
(※次回発行予定の会員録を買います)

AJDはJARLが発行しているアワードですが、アワードハンターを開始した局が一番最初に申請するアワードではないかと思います、条件も簡単ですから。
当局も、JARLのAJDを2枚持っています、下のキャプチャー画面がそれです。
1枚めは、1974年3月5日付けで特記なし(No.10166)、多分取り敢えず申請したのでしょうね、ただしJA0PPEの開局が1972年ですから、開局即申請ではなかったようです、理由は思い出せません。
2枚めは、1975年9月25日付けで21MHzのSSB特記(No.15461)です。
今のAJDはデザインが異なっていますが、当時のADJは主要な部分は印刷、コールサインと名前(ローマ字)は英文タイプライターでタイプ、特記はゴム印、面白いことにJARL会長名もゴム印になっています。
会長は変更があり得るのでゴム印だったのでしょうか、私のハム人生の殆どはアワードに押された会長が在任したのですが。
本人も何回か見ています、何せ新潟県支部大会クラスにも挨拶に訪れていたのにはびっくりしました、余談です。

OneDayAJDは、一日でAJDを完成という単純な条件ですが、バンドとかによってはハードルが高く感じます。
だから、今後もいろいろな特記バリエーションで楽しめそうな感じです。
















東京2020 JARL記念アワード

2021年10月13日 | アマチュア無線




先日(9月25日郵送)、JARLへ申請していた「東京2020公認プログラム 東京2020 JARL記念アワード」が本日到着しました。
申請書は郵送、申請料は郵便振替で送金したので、アワードが帰ってくるまでの日数はこんなものでしょうね。

申請したアワードは「TOKYO 2020 D-STAR」を除いた下記の5種類です。
「OKYO 2020」
「TOKYO 2020 Japan」
「TOKYO 2020 World」
「TOKYO 2020 Special」
「TOKYO 2020 X-AJD」

アワードのキャプチャー画面のとおり、全てのアワードにDigitalと新潟県の特記がついています。
もし、FT8というモードがなかったら、これだけの種類をゲットするのは、とても難しかったのではと思います。(※一部の記念局とはCWでも交信しています)
最初は全21局とのQSOは難しいと思っていたのですが、だんだんとQSOしたエリアが増えてくるに従って、最後は何とかしたいでした。
で、一番苦労した記念局は8N7OLPです、元々7エリアはどういう訳か私のロケーションからは余り相性が良くありませんでした。
DXクラスターで情報を見たりして、最後の追い込みで何とか捕まえて全21局のQSOを完成することができました、良かったです。
あと、東京2020 JARL記念QSOパーティですが、こちらは締切日を勘違いしていて、申請できませんでした、残念。

余談ですが、局免許は持っているけど、オンエアしていないバンドとかモードがありますよね。
私の場合D-STARがこれに当たります、実は局免許もOK、リグも持っているんですが、セッティングを全くしていないので、オンエアできません。
(※お恥ずかしい話ですが、資料を読んでもD-STARの全体像が理解できていません)
Webの情報みると、D-STARで記念局とQSOしたという情報が結構ありました。
今から考えると、さっさとセッティングしてオンザエアすればよかったと、少し後悔しています。
でも、電話のモードなんて1回目の再開の時、ほんの少しだけオンザエアしただけなので、交信の方法を忘れてしまいました、リハビリが必要かなと思います。


















トンガ

2021年10月02日 | アマチュア無線





最近、空模様が良いようで、弱小局の当局でも海外通信がそこそこ楽しめています。
今日は、朝から用事をこなす合間にオンエアしたんですが、現在のところQSOした局全て(14局)がDXです。
もっとも、新しいエンティティは見えるものの、QSOには至っていませんが。

昨日の夕方のことですが、10MHzのFT8をワッチ(と言っていいのか、画面を眺めているだけですが)していたら、トンガの局がレコードされました、A35JPです。
先日も見えていたんですが、凄いパイルアップで全く歯が立ちませんでした。
昨日は、平日だったのが功を奏したのか、数回コールしたらコールバックがあって、QSOが成立しました。

ニューと言いたいところですが、実はトンガとは既にQSO済みです。
時は1975年5月4日、21MHzのCWで交信しています、相手局はA35AFで、もらったレポートは何と429でした。
当時、屋根馬に乗っけた3エレの八木アンテナを使っていたと記憶しているんですが、ひどいレポートでした。
単純なレポート交換だけだったかというと、当時のログを見ると11:58JSTから12:16JSTまでしっかりとQSOをしていたようです。
相手がFT101Bで2エレ八木を使っていたことがログに書かれていましたからね。
QSLカードはマネージャー(JA1SWL)へ送ってくれと言われて、受領したのがキャプチャー画面のカードです。
この方は日本人で井上さんといいます、有名な方で確かトンガのスーパーマーケットの店長として雇われて赴任したと記憶しています。
当時のCQ誌にも、その時の様子が記事として載っていたのも記憶しています。

で、A35JPもどうやら日本人ですね、まあコールサインを見たときから想像してはいましたが。
JTDXの名前の欄が「Tamura」となっていたので、田村(漢字が違うかもしれませんが)さんでしょうね。
今回はFT8なのでデジタルではニューになりましたが、ありがたいのはLoTWのフラグがJTDXに表示されていたことです。
A35AFのカードを申請に使うためにはエンドースメントが必要だったのですが、場合に寄っては省略できそうです。
と言っても、100エンティティをクリアするには後30弱のニューとQSOが必要です、最近は全くの足踏み状態です。hi