「つつへ」の部屋

JA0PPE アマチュア無線の戯言

One day AJDならず

2021年05月30日 | アマチュア無線




いよいよEスポの季節になりました。

50MHzで、初めてのEスポを体験したのが、高校のアマチュア無線クラブの時でした。
普段は、近くの局としかQSOできないのに、急に全国とQSOができる、しかもいい加減なアンテナで、これはとてもエキサイティングな体験でした。
それ以来、Eスポのシーズンは大好きです、開局したての頃は21MHzと50MHzで楽しみました。

今日も、朝からEスポが発生していたので、フェードアウトするまで楽しむことができました、QRVしたバンドは10mバンド(28MHz)です。

余談ですが、28MHzというと、HFの中ではバンドが広いものの、何も聞こえないというのが私の感想でした。
だから、最初の開局時は、28MHzでQRVした記憶は全くありません。
28MHzなるものへQRVするようになったのは1回目の再開局の時でした。
ちょうど10MHzで移動が盛んに行われていた時期で、10MHzから他のバンドへQSYするというのをパターンを知った後です。
当時も、AH-4+ループアンテナでオールバンドにQRVできたので、移動局を追っかけては28MHzでQSOをしていました。
したがって、28MHzのEスポで本格的にQSOしたのは、今シーズンが初めてです。

今日は、08:45IにQSOを開始して、フェードアウトした11:53Iまで50局とQSOができました。
ただし、交信が成立しなかったのが2局あったので、QSOが成立したのは48局です。
JAだけでなく、近隣の韓国や中国の局も入れての数です、Eスポが発生する範囲は国境は関係ありませんからね。
Eスポを楽しみながらしながら、1エリアと9エリアとQSOできたので、もしかするとOne day AJDが成立するかもと感じました。
最後に残ったのが7エリアと8エリアです、8エリアはなんとか1局とQSOできました。
残りは7エリアです、実は7エリアは1局だけずっとデコードできていました。
それは8N7OLPです、信号は強力だったのですが、何せ人気の記念局の上に、私の立地からは7エリアとの相性は余りよくありません。
結局、7エリアを残してOne day AJDは幻に終わってしまいました、残念です。

PSKRのデータを見ると、8エリアも7エリアも私をデコードしている局は複数いました。
だけど、デコードしているからと言って必ずしもQSOできるわけではありませんからね、それがHFです。
ちなみに、PSKRのデータをみると、私をデコードした局で、日本地図が埋め尽くされていました、それだけ良いコンデションだったわけです。

しかし、FT8は便利です。
決まった周波数の3KHzの範囲に各局が自主的に集まって来るのですから、Eスポの場合は凄く効率的です。











15の差は何故

2021年05月09日 | アマチュア無線






今日、TurboHAMLOGからQSOデータをADIFで引っこ抜いて、LoTWへアップロードしました。
で、DXCC(MIXですが)がどのくらいになったか確認したら65でした、100までに35もあるのでまだまだ道は遠いようです。

先日、ClubLogへも会員登録しました。
こちらLoTWと連動して、DXCCのデータを見ることができます。
こちらのデータだと、なんと80なんです、ただしWrokedを含むので、CFMだけをみると71でした。

LoTWとClubLogの差が15もあります、これが気になったので調べて見ました。
結局、ClubLogではQSOデータが合致しているけど、LoTWでは合致していないのが原因のようでした。
で、15はどのエンティティが該当するのかリストを作ってみたら、全てが再開局した後にQSOした古いデータでした。
それで、15のコールサインをTurboHAMLOGで片っ端から検索したら、8QSOは実物のカードが有ることを確認できました。

実は、再開局してからアクテイブにQRVしていたんですが、だんだんとマンネリ化して、局免許の最申請をしないままQRT状態になりました。
ちょうど、新スプリアス規制が始まった頃で、私のトランシーバは使えないような情報もあって、マンネリ化に追い打ちをかけた形でした。

下の写真は、QRT状態になってもJARLから到着し続けたQSLカードの山です。
当然、未チェックなのですが、その中からDXのQSLカードだけを抜き出して見ました。
それが、その下の写真です、数えたら71枚もありました、その中にも8QSOの実物カードの一部が入っていました。
実物カードがないQSOについて調べてみたら、もしかすると3つほどQSLカードを請求できそうな感じです。
さらに、古い手持ちのQSLカードの中に、ClubLogにも載っていなくて、DXCCへ申請可能なカードが何枚かあります。
したがって、あと25前後のエンティティをゲットできれば100に到達できそうな感じです。
ただ、実物のQSLカードはエンドースメントを受けなければならないので、最後の手段ということにしました。

未チェックのカードですが、キチンと点検したわけではないので、まだDXCCがらみのカードが入っている可能性がありますが、500枚くらいはありそうなので、手をつける気分になれません、自分のだらしなさに呆れています。
しかもです、一番したの写真に写っているカードを見つけました、大先輩に誠に申し訳ないです。













8J1RLは南極大陸

2021年05月02日 | アマチュア無線










8J1RLというと、南極の昭和基地へ設置されたアマチュア無線局です。
当局は今まで、8J1RLの信号を受信したことはありません。
5月1日、10MHzのFT8で初めて8J1RLの信号を受信(デコード)できました。
受信した信号がJTDXへ表示された時、日本語で「南極大陸」と表示されたのには、ビックリした上に、ちょっと笑えちゃいました(JTDXのサービスが良すぎる)。
ちなみにJTAlertでは「Antarctica」と英語表記でした。

JTDXには、8J1RLをコールするおびただしい数のJA、それに数は少ないけど外国局が表示されていました。(※あくまで当局のデコード状況です)
特にJAですが、いくつかの局はJTDXのウォーターフォールの信号強度表示が真っ赤になっていました、これぞと各局がパワーを入れたのかもしれません。
これだけパイルアップになると、当局のような蚊の鳴くような信号では勝てませんが、それでもパイルへ参戦してみました、当然全くダメダメでした。
大体にして、pskreporter.infoへ表示された情報では、当局の電波は南極大陸まで届いていないようでしたから、絶対にQSOは無理です。
ちなみに逆のパターンなのですが、4月14日に10MHzへQRVした時、なんと当局の電波が8J1RLへレコードされていました、下の画像がその証拠です。
余談ですが、先月ドイツの南極基地も当局の信号をレコードしていたのをpskreporter.infoで確認しました。
HFは(V/UHSも同じですが)、当局のような弱小設備では、DXでのQSO成立は本当に色々な好条件が合致した場合に限られてしまいます。
歯がゆいのですが、それはそれで楽しめる部分もあるのですが(言い訳)。

この週末は、8J1RL以外にも、オリンピックの記念局とか、他の記念局が多々QRVしていますが、こちらも全く歯が立たない状況です。