●LGBT法案で自民党支持率も低下
岸田総理が憲法推進派の会合で憲法改正は自分の任期中に成し遂げたいと発言したとのこと。
逃げた愛国者層を引き戻そうとする姑息な発言としか私に取れないのですが、皆さんはどう捉えられていますか?
まあ見方によっては、LGBT理解増進法をあれだけ強引に成立させたのだから、本気でやれば可能だとおもうのですが、またどこからかの脅しが入って腰砕けになりそうだと思っております。つまり、もう岸田文雄という人間を私は信じることができないのです。
ある代議士の奥様と話していると、LGBT理解増進法成立のせいで、もう二度と投票しないなどの電話やメールやファックスが多数寄せられ、とても心が折れかかっていると言われました。その代議士は国士です。私も応援していますし、この件があってもこの先生を応援する気持ちは微動だにしませんが、こういう国会になくてはならない議員を当落の心配をかけた元凶が自民党総裁の岸田文雄という人です。
「カエルの面にしょんべん」ということわざがありますが、彼がしゃべっているところを見るといつもこのことわざが脳裏をよぎり、離れません。全部他人事、この人は他人の心の痛みがわからない人なのでは?と思うことが多々あります。
ただとても分かりやすい性格のようで、心が動揺しているときは、目が泳ぎ、話す内容がいつもの倍以上に空虚になります。お気づきの方も多いと思いますが、記者会見等をご覧になれば、得意分野で準備がきちんとできているときの言葉と、不意打ちを食らった時の言葉のトーンが明らかに違うことが読み取れます。
ただし、老獪なので言質を取られるようなことがないように言葉は選ぶのです。だから責めにくいという面もあります。
でも、今回のLGBT理解増進法の審議過程で自分は一切発言せず、強力な指示を出すだけで、矢面に立たず、多くの反対意見を聞こうともせず、十分な議論を尽くさず成立させるというとんでない荒業をしたのです。
マスコミと連携し、このLGBT理解増進法は性的少数者の権利を守る法律とだけ言い続け、これにより大多数の女性の権利を侵害し、さらに危険性を増すようだということは、一切一般国民には報道してきませんでした。
総理の口からLGBT理解増進法のことを言えば、マスコミも取り上げますが、何も言わないので取り上げなかったという「配慮」までしているのです。
そうやってまでこの法律を成立させなければならなかったのはなぜ?ということを岸田総理の口から聞きたいのですが、委員会でも資格もないのに不規則発言を繰り返した東京新聞の望月記者やこの自民・維新・国民案に反対した国会の暴力男である山本太郎氏はなぜこれを質問しないのでしょうか?
今回は総理の伝家の宝刀である解散権も行使できないほど、支持率が下がりました。でも実際選挙をすると予想以上に自民党の議席は減ることでしょう。個人選挙区ではある程度絆があるので何とか支えるのでしょうが、比例区の議員で何も考えずに賛成した人や成立に向けて推進した人は最も苦しい選挙になり、惨敗することでしょう。
●他党の傍若無人な議員の処分は無しか?
それほど国民の怒りはじわじわと浸透してきているのです。
ここで憲法改正をするといくら言っても本当に日本のためになる改正はできないのでは?と思っています。皆さんはどう思いますか?
この操り人形のような魂が見えない岸田総理は速やかに退陣すべきと思うのです。
また憲法審査会を侮辱した小西立憲民主党議員の処分はどうなったのでしょうか?
国会内で暴力をふるった山本太郎れいわ新選組の代表の処分は見送り?
国会議員が国会の権威を落とし続けているのに、国民がいかに国会を信じることができるのでしょうか?
ガーシー元議員の処分がきちんとできてよかったと多くの国民が思っているはずです。そして一時のブームや人気で投票することがいかに国益を害するかが教訓として伝わったはずです。
小西議員は同僚の国会議員を馬鹿にしたのです。そして謝罪はツィッターのコピー?
維新の馬場代表が激怒するのも理解できます。そして維新と立憲民主党の共闘を破談にしました。でも、そのほかの政党の議員はどうも思わないのでしょうか? 私が国会議員なら自分の矜持を傷つけられたのですから、このままでは絶対に許せません。
山本太郎議員も日本国民ではなく、不法滞在をしてい外国人のために戦ったのです。つまり法を犯している外国人=犯罪者のために戦ったのです。
それが不問?国会内でテロを起こしても問題ないということ?
●LGBT法案造反議員こそ国士
しかし、LGBT理解増進法の採決で造反した和田政宗議員や杉田水脈議員や高取修一議員などは重い処分が待っています。青山繁晴氏などは党がどんなに厳しい裁定を下しても、自分の力だけで当選できるので問題ないでしょう。
この人たちは祖国の女性のために造反し、祖国の礎を守ろうとして戦ったのです。
党の規則を破ったから罰するのは組織人だったことがあるので理解できます。
ならば、もっと大きな国会という公の機関の尊厳に関することもきちんと自民党執行部が動いて処分をすべきです。
自民党内の処分はいわば「個」の部分。でも国会内のことは「公」に関することです。個を処分するなら公にもきちんと公正な正義を求めるのが政権与党の責務ではないでしょうか?
それができない自民党総裁でもある岸田文雄氏は一刻も早く退陣せねばなりません。
「井上政典のブログ」より転載
https://ameblo.jp/rekishinavi/