【 宮古島 観光&無線】のまとめ です。いつも無線ひとり旅が多いのですが、今回は2泊3日の ふたり旅でした。XYLは宮古島が初めてなので、レンタカーで観光地を巡り、わずかな隙間時間にオンエア出来たらいいなぁ・・・といった程度の無線旅です。
1日目 2月4日(日)11時25分、山口県の東部(広島県との県境近くにある)岩国空港から、沖縄那覇 を経由して宮古空港(宮古島)まで行きます。那覇空港での乗り継ぎ時間が、なんと2時間半! これで時間ロスして、宮古島に到着したのは17時を回っていました。
うす曇りで気温は23℃くらいで、長袖Tシャツではちょっと暑いです。本当は夕やけが見えるハスでしたが、少し雲がかかっています。それでも、借りたレンタカーを走らせ、来間大橋を渡り竜宮城展望台へ。 暮れなずむ与那覇前浜ビーチの絶景を、来間島から眺めることができました。
今日から2泊お世話になる 宮古島 東急ホテル&リゾーツ は、島一番のビーチ 与那覇前浜にあります。部屋からは先ほど渡った来間島も見えました。曇り空なのが少し残念ですが、シーズンオフで格安、観光客も少なめなので『 これでいいのだ! 』。
2日目 2月5日(月)朝5時に目が覚めました。雨天です。
ゴソゴソすると『うるさい!』とXYLからクレームが出そうなので、ホテルの部屋を抜け出して雨の駐車場へ。この早朝の隙間時間を利用して、レンタカーに移動シャックを設置しました。リグは Elecraft KX2、リニアアンプHL-50B、そしてMFJトラベルチューナーの組み合わせ。アンテナは モービルホイップ SAGANT CM-144W7、マグネット基台とアースMAT-50を車の屋根に貼り着けます。なお、電源はリニアがBL-50TX 、KX2がCQオームオリジナル OHM-PD65W のリチュウム電池を使います。
暗闇の中、忘れ物もなく一通りセッティングできたことを確認して一安心です。持参したインターフェース USBIF4CWは結局使わず、KX2本体(CW、Phoneで3チャンネル分メモリーあり)で運用することにします。10MHz CW で出していると、6時30分ころ JR1AIA局(埼玉県秩父郡)からコールを頂きました。ありがとうございます!
これで一応電波が飛ぶことが分かったので、リグやアンテナを配線したまま後部座席に押し込んで一旦撤収。7時を過ぎたのでホテルに戻り朝食をした後、9時過ぎから宮古島観光に出掛けます。
9時半、雨降る中 前浜のホテルを出発 気温は19℃で、少し肌寒いです。
午前中、宮古島の定番観光スポットをレンタカーで回ることにしました。しかし、比嘉ロードパークや、東平安名崎( 記事トップ、eQSLの写真の場所 )は駐車場まで行ったものの、風雨で車から降りることができませんでした。
仕方なく島の東側の観光をあきらめ一旦中心部へ戻り、JAファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」で宮古島の地元食材をながめながら、雨が上がるのを待つことにしました。ここには、山口へ買って帰りたい島野菜や南国フルーツ、宮古豚のソーセージなどがたくさん並んでいました。でも島から持ち出せないものも結構多く、また冷凍、冷蔵食品など持ち歩くのもムリなので、購入は残念しました。
11時ころには雨が止んだので、無料通行では日本一の長さ( 3540m)の 伊良部大橋へ。さらに 伊良部島から下地島へと渡り、通り池を散策。その後、LCCが就航している 下地島空港へ行き、出発ロビーにあるカフェで軽くランチしました。
14時前には宮古島へ戻り、日本最南端の神社 宮古神社 へ参拝。宮古神社は沖縄本島の 波の上宮 (那覇)のご分霊で、宮古島のパワースポットとして知られています。ちなみに 波の上宮は、沖縄本島でいつも宿泊している那覇ビーチサイドホテル(波の上ビーチのそば)と近いので、次回泊まった時には参拝をしようと思います。
15時過ぎ、神社でパワーをもらったので、前浜のホテルに戻り いよいよ約2時間の無線タイムです。ちなみにXYLは、ホテル内にある施設 神の島の至福 ここにしかない極上のリラクゼーション スパに喜んで行きました。ふたり旅で無線するなら、この手に限ります!(hi)
早速レンタカーに戻り、早朝にセッティングしていた無線機材一式を後部座席から取り出し、15時45分ころから運用開始。事前に機材をつなげていると楽です。
いつものように、山口のローカル JH4ISQ、JH4OYD各局に各バンドをモニターをしてもらいながら、一番コンデションの良いところを探ってオンエアします。結果として、21、14MHzが本土方面に強力なパスがあり、SSBとCWで 21MHz / 17局、18MHz / 1局、14MHz / 17局と、のべ36局とのQSOが出来ました。なお、10と18MHzはノイズや”パタパタ”で、あまり良いコンデションではありませんでした。夜間、早朝用に7MHzのコイルを持ってこなかったのが少し残念。
ちなみに23年11月の石垣島・南ぬ浜町緑地公園から運用でもQSO出来た 山口県光市の QRPer JH4WXV局と、今回も 21MHz CWでコールを頂きうれしかったです。
3日目 2月6日(火)旅の最終日も、朝5時には目が覚めていました。以下の記事は既にブログ「 宮古島 HFモビホ移動 」に書いていますが、
朝6時前、まだ暗い与那覇前浜にあるホテルの駐車場の一角。駐車したレンタカーの中で、ブログを書きながら、10MHzバンドが開けるのを待ちます。既に7MHzの国内QSOは良く聞こえるので、7のコイルを持って来なかったのが今朝も悔やまれます。
その後、10MHz でCWを連打するも空振りが続いていましたが、なんと6時43分 IK2JTU から呼ばれました。KARさんです。そういえば、以前も早朝の宮古島トゥリバー地区から10MHzモビホでCQを出して、ヨーロッパが呼んできたことがありましたね~ ( 関係ブログ記事 ➩ 2021年 11月 宮古島移動 2日目 )
さて、7時頃になると、当局をモニターしてもらっていた山口のJH4OYDサンの電波が599で強力に入感し始めました。せっかくクラスターにもアップしてもらったのですが、ホテルでの朝食時間も迫ってきたので、1エリア2局、2エリア1局とQSO頂いたあと、7時15分には残念ながらレンタカーシャックを撤収しました。
これにて今回の 沖縄県宮古島市( JCC #4714)HFモビホ移動 は終了です。たくさんのコール、そして山口からのサポートありがとうございました。
9時半、曇りながら少し明るい空模様の 与那覇前浜です。宮古島 東急ホテル&リゾーツ をチェックアウトして、あと半日だけの宮古島観光に出発、気温は21℃と少し暖かめ。
帰りの沖縄那覇行きが13時40分なので、12時過ぎにはレンタカーを返して、宮古空港に戻る必要があります。まだ島の北側にある池間島に行っていないので、細長い半島の先にある 池間大橋 を通て池間島へ渡りました。池間大橋周辺も行ってみたい場所がたくさんあるのですが、時間の関係で " 観光バスツアー ” では必ず立ち寄る 雪塩ミュージアムだけ、トイレ休憩を兼ねて寄ってきました。
11時前、池間島から宮古島の中心部に戻りました。
まだ少しに余裕があるので、宮古空港から近い 宮古島市総合博物館 と、宮古島市熱帯植物園 に行きました。いずれも公共施設で、博物館は300円の入館料、そして植物園の方は無料でした。宮古島に着いたら先ず前にここに寄って、島の歴史や文化、地理、そして植物や動物の生態系の知識を少しでも勉強してから宮古島観光に行くべきなのですが、到着したのが日曜日夕方、そして昨日は月曜日休館日(博物館)だったので、旅の最後の訪問になってしまいました。
【 宮古島 観光&無線】〆は、宮古空港内のお店ちょうじ屋宮古空港店で食べた宮古そば。沖縄そばとの違いは、肉やかまぼこを麺の下に隠す「具隠れ」にあるそうです。 なぜ具を隠すのか?諸説あるようですが、昔 年貢の取り立てが厳しい時代に、庶民はそばに具も入れられないほど貧しい~ とアピールするためたったとか・・・・役人だけ楽して儲けて、年貢を厳しく取られるのは、今も昔も同じですね。(hi) あと、デザートで雪塩ソフトクリームも戴きました。後味スッキリ! おいしかったです。
2月6日(火)宮古空港 13時40分の出発便で、沖縄那覇を経由して岩国空港に17時ころ帰ってきました。那覇での乗り継ぎ時間は1時間以内と、帰りはスムーズでした。
各局、お世話になりました。次回の 無線旅 まで、資金稼ぎと近場の移動運用に勤(いそ)しみます! 支援のコールとクラスターアップをぜひお願いします!