この、ヤモリの画像は、過去にアップしたものです。
ヤモリについては詳しくは無いのですが、今まで私は、ヤモリは窓辺のガラス盤に足の
吸盤でくっ付いているとばかり思っていました。
ガラスの裏側から見ても、それば吸盤でしっかりとくっ付いている様に見えるからです。
この足の裏の電子顕微鏡写真を見ると、ひとつも吸盤は無いらしい・・・・・・
では何故ゆえにガラス面等にへばり付いておれるのかと・・・・・・
ガラス面も、スリガラス面もミクロで見ると凸凹しているそうな・・・・・
通常の吸盤では空気が入って外れる所を吸い付くように歩けるのは、彼らの足には、
ナノメートルレベルの毛がたくさん付いていると言う。
片足に数10万本も。。。。。
私は物理など難しい事は良く分らないけど、この毛の先端を分子レベルで見ると、毛とガラス面がしっかりと接触しているここには『分子間力(ぶんしかんりょく』と言われる力が発生するらしい。
分子間力・・・・・
分子と分子が近づくと引き合う力が発生する。。。。という事だそうな・・・
(簡単には・・・)
なんだか磁石のS極とN極間の力と似ているような・・・・
電気のプラス・マイナスの引き合う力とも同じような。。。
彼らの足は凄い構造で出来ているのに今更ながら驚いています。
この発見は、まだそんなに昔の事ではないらしい。
今、この構造を利用した新たな接合物を研究している会社もあるのだそうな。。。
恐るべし、ヤモリのあんよの構造ですね。
詳しい事は『ヤモリの足』・・・・などで検索してみると良く分るかも知れません。
間違っても・・・・『タモリの足』・・・・で検索されませんように・・・ne