先週の水曜日に、犬友達のクニコさんとランチしました。
1月の中旬頃、映画でも観に行かない?とお誘いがあったのだけど、仕事が忙しくて延び延びになって、とうとう1ヶ月以上経ってしまいました。
特別な用事も無く、ただ「おしゃべりしようよ」っていうランチ。
そんな時は、ランチの味は度外視で、ただただ安くて長居出来る店。
なんたって、クニコさんと私を一緒にしたら、ギネスに載るくらい永遠にしゃべり続けられるので。
なら、あそこしかないじゃない。
…ということで、頭文字 “S” のイタリアンへ。
今や全国展開しているイタリアンのファミレス“S”は、なんと1号店が私の実家の近所です。
あのころの“S”は、店内が薄暗く、天井からワインボトルがいっぱい下がっていて、確か赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが掛かった、いかにもイタリアンなお店でした。
高校生だった私は、ちょっと背伸びして通ったものです。
だんだん支店が増えてはきましたが、途中まではまだイタリアンの色濃く、落ち着くお店でした。
地元の悪友たちの間では、「今の“S”があるのは、俺たちのお蔭だ」と、ちょっと自慢でした。
ところが今ではイタリアンもへったくれもないほど、ただただ明るくて安~い店になってしまって…、まあだからおばちゃん達が長居できるんだけどね。
でもね、これはいくらなんでもひどいんじゃない?
ランチの後に注文したコーヒーゼリー。
クニコさんがトイレに行ってる間に運ばれたのは、私の前に普通のこれ。
そして空席のクニコさんの席に運ばれたのがこれですよ。
一瞬ビックリして「えっ?ちょ、ちょ(っと)」と言ってるいう間に、店員はさっさと置いて、さっさと立ち去ったのでした。