前回からの箱根の旅話の続きです。
いくつもの乗り継ぎをして、怖~いロープウェイにも乗って、やっと着いた大涌谷。
そこは強い寒風が吹き荒れておりました。
そりゃそうです、ロープウェイも止まるかもしれないと言われたのを、
無理矢理来たわけですから。
さて、ご存知の方も多いかも知れませんが、この大涌谷には、「黒玉子」という名物があります。
ロープウェイを降りると、さっそく土産物屋で「黒玉子」が売られておりました。
しかし、そこで食べる事は、許されませんでした。
ちゃんとボコボコと温泉がわきたったところで、茹で上がった玉子でないと、
ここまで来た甲斐がないと、Tちゃんは言うのです。
今朝見たテレビ番組で、紅葉がすごいって言ってたじゃん。
それを見に、あのロープウェイも乗ったんじゃなかったっけ!?
でも、Tちゃんの頭には、茹でたての玉子の事しかないのです。
仕方なく、噴煙地を目指して、何度も風で飛ばされそうになりながら、
硫黄の匂いのする道を登って行きました。
黒玉子って言ったって、どうせどっかで作って運んでいるんでしょ!
まぁ、名物はそんなものだと“たか”をくくっておりました。
しかし、私たちが歩いていると、何やら頭上で、妙な音がしています。
ガラ ガラ ガラ
見上げると・・・・
何やらが、ロープウェイで運ばれております。
私もそれで運ばれた~い!!
とは言え、乗せてはくれないので、自力で噴煙地まで登ると・・・
ロープウェイで運ばれていたのは、玉子でした。
やっぱり、出来たのを、下から持って来ているだけなのね!
まぁ、折角ここ迄来たのですから、噴煙口を見物。
とっても身体によさそうな、にごり湯でございます。
湯加減は、いかがなもんでしょうか・・・
いささか、熱そうです・・・
さて、黒玉子を買わねば!!
しかし・・・思ってもみない事が・・・
今、ロープウェイで運んでいた筈なのにぃ~!!
そして、ふと見ると、小屋の横には、玉子茹で場が・・・
ホントに、ここで作っていたのね・・・疑って、スミマセヌ・・・
あと10分弱。玉子小屋の前で、待つ事にしました。
ちなみに黒玉子は5個で500円。バラ売りはなし。
2人で5個は多いなぁ・・・
すぐ後に並んだ若いカップルの女の子が、「私1個もたべられなぁ~い」と拗ねているので、
オバハン根性丸出しで話かけてみました。
翠 「あのー、よかったら5個買って、半分づつにしません?」
女の子 「うちは4人です!」
作戦失敗。すげなく断られました・・・
そうこうしているうちに、小屋の中が慌ただしくなってきました。
キターーーーー!!
またもやオバハン根性全開で、一番前に並んでいたのをいい事に、小屋の中まで乗り出して茹で上がりを撮影!
さて、黒玉子をGET!!
うやうやしい袋入り
持てない位、あっちっち!
そこいらのテープルに出して冷まし、剥いて・・・
おもむろにほおばると、中は普通に白と黄色の茹で玉子でした。
しかし!
茹でたての玉子って、こんなに柔らかい物かと思う程、ふにゃんとした口当たり。
ただ、塩を掛けただけなのに、熱々の黒玉子の、おいしい事!
残しても仕方ないだろうと、立て続けに2個づつほおばりました。
ちなみに黒玉子を1個食べると、寿命が7年延びるとか、延びないとか!?
5個食べたら、どんな事になるのでしょうかねー・・・
そこにあった能書きを読むと、温泉に含まれる硫化水素と鉄分が結合して、黒い色になるとの事。
どっかの工場で職人さんが、せっせと玉子に、墨を塗っているのでは、なかったのですねー・・・
(アタリマエダロ!・・・と、天の声がしたような、しないような・・)
ふぅと、お腹も気持ちも満たされ、残った1個は、カイロがわりにポケットに入れて下山。(またロープウェイ)
ホテルについては、安いのでまったく期待はしていなかったのですが、
部屋は綺麗で広いし、食事もバイキングといいながら、そこそこのレベル。
食べた、食べた!
そして、Tちゃんは、恥ずかしい位の食べまくり・・・
夜には、冬の星座を眺めながら、私も、露天風呂で茹だってみました。
あ~極楽~!!
湯上がりにビールを飲みながら、冷めた黒玉子を食べましたが、
もう、普通の茹で玉子の味と食感でした。 (まだ色は黒かったです)
やはり、あの寒風吹きすさぶ中で、茹で上げ熱々を食べるから、あんなに美味しく感じたのでしょうね。
確かに、噴煙口の小屋まで行かなければ味わえなかったデス。
さて、翌日は、また驚愕の体験が、私たちを待ち受けておりました。
久々に、お腹がよじれる位、爆笑しました。
今でも、思い出し笑いする程・・・
世界一美味しいものを食べたければ、お腹を空かせて、寒風の中で、温かい物を食べる事
ホテルは、紅葉が素晴らしかったです
いくつもの乗り継ぎをして、怖~いロープウェイにも乗って、やっと着いた大涌谷。
そこは強い寒風が吹き荒れておりました。
そりゃそうです、ロープウェイも止まるかもしれないと言われたのを、
無理矢理来たわけですから。
さて、ご存知の方も多いかも知れませんが、この大涌谷には、「黒玉子」という名物があります。
ロープウェイを降りると、さっそく土産物屋で「黒玉子」が売られておりました。
しかし、そこで食べる事は、許されませんでした。
ちゃんとボコボコと温泉がわきたったところで、茹で上がった玉子でないと、
ここまで来た甲斐がないと、Tちゃんは言うのです。
今朝見たテレビ番組で、紅葉がすごいって言ってたじゃん。
それを見に、あのロープウェイも乗ったんじゃなかったっけ!?
でも、Tちゃんの頭には、茹でたての玉子の事しかないのです。
仕方なく、噴煙地を目指して、何度も風で飛ばされそうになりながら、
硫黄の匂いのする道を登って行きました。
黒玉子って言ったって、どうせどっかで作って運んでいるんでしょ!
まぁ、名物はそんなものだと“たか”をくくっておりました。
しかし、私たちが歩いていると、何やら頭上で、妙な音がしています。
ガラ ガラ ガラ
見上げると・・・・
何やらが、ロープウェイで運ばれております。
私もそれで運ばれた~い!!
とは言え、乗せてはくれないので、自力で噴煙地まで登ると・・・
ロープウェイで運ばれていたのは、玉子でした。
やっぱり、出来たのを、下から持って来ているだけなのね!
まぁ、折角ここ迄来たのですから、噴煙口を見物。
とっても身体によさそうな、にごり湯でございます。
湯加減は、いかがなもんでしょうか・・・
いささか、熱そうです・・・
さて、黒玉子を買わねば!!
しかし・・・思ってもみない事が・・・
今、ロープウェイで運んでいた筈なのにぃ~!!
そして、ふと見ると、小屋の横には、玉子茹で場が・・・
ホントに、ここで作っていたのね・・・疑って、スミマセヌ・・・
あと10分弱。玉子小屋の前で、待つ事にしました。
ちなみに黒玉子は5個で500円。バラ売りはなし。
2人で5個は多いなぁ・・・
すぐ後に並んだ若いカップルの女の子が、「私1個もたべられなぁ~い」と拗ねているので、
オバハン根性丸出しで話かけてみました。
翠 「あのー、よかったら5個買って、半分づつにしません?」
女の子 「うちは4人です!」
作戦失敗。すげなく断られました・・・
そうこうしているうちに、小屋の中が慌ただしくなってきました。
キターーーーー!!
またもやオバハン根性全開で、一番前に並んでいたのをいい事に、小屋の中まで乗り出して茹で上がりを撮影!
さて、黒玉子をGET!!
うやうやしい袋入り
持てない位、あっちっち!
そこいらのテープルに出して冷まし、剥いて・・・
おもむろにほおばると、中は普通に白と黄色の茹で玉子でした。
しかし!
茹でたての玉子って、こんなに柔らかい物かと思う程、ふにゃんとした口当たり。
ただ、塩を掛けただけなのに、熱々の黒玉子の、おいしい事!
残しても仕方ないだろうと、立て続けに2個づつほおばりました。
ちなみに黒玉子を1個食べると、寿命が7年延びるとか、延びないとか!?
5個食べたら、どんな事になるのでしょうかねー・・・
そこにあった能書きを読むと、温泉に含まれる硫化水素と鉄分が結合して、黒い色になるとの事。
どっかの工場で職人さんが、せっせと玉子に、墨を塗っているのでは、なかったのですねー・・・
(アタリマエダロ!・・・と、天の声がしたような、しないような・・)
ふぅと、お腹も気持ちも満たされ、残った1個は、カイロがわりにポケットに入れて下山。(またロープウェイ)
ホテルについては、安いのでまったく期待はしていなかったのですが、
部屋は綺麗で広いし、食事もバイキングといいながら、そこそこのレベル。
食べた、食べた!
そして、Tちゃんは、恥ずかしい位の食べまくり・・・
夜には、冬の星座を眺めながら、私も、露天風呂で茹だってみました。
あ~極楽~!!
湯上がりにビールを飲みながら、冷めた黒玉子を食べましたが、
もう、普通の茹で玉子の味と食感でした。 (まだ色は黒かったです)
やはり、あの寒風吹きすさぶ中で、茹で上げ熱々を食べるから、あんなに美味しく感じたのでしょうね。
確かに、噴煙口の小屋まで行かなければ味わえなかったデス。
さて、翌日は、また驚愕の体験が、私たちを待ち受けておりました。
久々に、お腹がよじれる位、爆笑しました。
今でも、思い出し笑いする程・・・
世界一美味しいものを食べたければ、お腹を空かせて、寒風の中で、温かい物を食べる事
ホテルは、紅葉が素晴らしかったです
記事のほとんどが黒玉子。しかも大作にびっくり!
Tちゃんのこだわり(執念?)もあり、
お二人がどれだけ待ち焦がれていたのかが、
うかがえました(笑)
確かに、寒い中での温かい食べ物は、
昇天もの、ですね(笑)
ラストの風景も、綺麗な紅葉ですね!
驚愕の(?)続編も、楽しみです
見てたらすごーく食べたくなって、
フツウのですが、ゆで卵作ってかぶりついちゃいました(笑)
が、想像力が追いつかず、イマイチでしたorz・・・
あの雰囲気のせいか?温泉で茹でるからか?
黒玉子はやっぱりフツウの固ゆで卵とはひと味違う気がします。
またまた続きを楽しみにしています。
そして、翠さんも露天で冬の星座観測
オリオンしか、はづきは見つけられないけど
キラキラしてたんだろうな~
念願の紅葉狩りも出来て良い旅だったね
遊覧船無くなるんだ?
写真も文章も楽しくて♪
黒たまごってあるんですね。
これも翠さんのおかげで知りましたw
紅葉?に温泉に…。
満喫できてうらやましいです。
ウチもどこかに出かけたいなぁ…。
リフレッシュしないと…。
車で行ったのですが、朝一番に大涌谷に行く事!は車観光の鉄則です。
なぜなら、大涌谷までは一本道。すっごい渋滞になるのです。
で、この鉄則を守って大涌谷に着いたra家。
両親を伴っての旅でしたので、ちょうど5人。
一人一個づついただきました
でも、17歳だった愚息も、80歳になった父も寿命は同じく「7年分」延びるのですよね…
これって、この時点からですか?
黒玉子にここまで思うTさんは凄い!
そしてこれにお付き合いしながらついていく翠さんはなんて従順なの~
寒風&激風に吹きさらしになりながら食べた黒玉子はさぞかし美味しかったことと思います。
ホテルも良かったようでメデタシ★メデタシ★・・・
でも続きがあるのですよね。
楽しみにしていますね
下へ下へとスクロールするたびに次々と笑いがわき起こりました。
よく写真撮りましたね。
それに、おばさん根性の突っ込みもなかなかよろしい。
一件落着かと思いきや、まだまだ続きがあるのですね。
楽しみが増えるのはいいことだ。
ありがたや、ありがたや。
一時間も茹でて固茹でのはずなのに
やわらかいなんて不思議~
やっぱり温泉成分の効果なんだ☆
で、おなかがよじれるほど面白かったお話は
次回の楽しみ~? ひっぱるなぁ。笑
なんだろう???
この記事の為に写真をUPしたら、結構な枚数・・・
たかが茹で玉子で、この紆余曲折・・・
我ながら、苦笑しました。
修行のような大枠谷でしたが、こうしてみるといい思い出になりました。
soraさん、こんにちは!
この黒玉子を食べる時、案外、熱々の茹で玉子って食べないなーと思いました。
茹でたては、おいしいものだと再認識。
たぶん、80度で1時間茹でるっていうのが、ポイントじゃないかと思うんです。
普通だと、沸かしたお湯で10分もしないで、固茹で玉子って出来ますよね!?
だから固くなり過ぎないのかも知れません。
試してみます?
はづきちゃん、こんにちは!
ちょっと気取って冬の星座なんて書きましたが、認識できたのはオリオン座だけです。
でも、他にももっと明るい星もあって、UFOじゃないかと、ちよっと思った程でした。
今度露天風呂に行く時は、メガネ持参ですかね!?
さすがに「カメラは持ち込み禁止」って書いてありました。
海賊船、乗らないけれど、無くなると思うと、なんだか残念。
げっくん、こんにちは!
黒玉子、他の温泉地にもありそうですが、噂は聞いた事がないですね。
私も大枠谷は子供の頃以来で、ここに来て黒玉子の事を知ったんですよ。
ご家族で温泉に行けるといいですね。
箱根は遠い場所にお住まいなのかも知れませんが、色々と遊べる所が多くて、楽しい場所ですよ!
radgeneさん、こんにちは!
箱根の山道の渋滞は、すごいですよねー。毎度泣かされています。
早雲山からホテルは割と近かったので、バスで移動しましたけれど、帰りは小田原迄バスで戻ろうとしたら、1時間半以上と言われ挫折しました。
御家族みんなで7年寿命が延びた話、笑っちゃいました。
お父さんには、3個くらい食べて頂いたら、よかったかも??
みくあさん、こんにちは!
ひとえに暴君Tちゃんのなせる業です。
いつもこうして、尻を叩かれるようにして、ハードな休日を過ごしております。
私より5歳若く、自転車で鍛えて体力もあるので、ついて行くのが大変。
そしてヘロけては、おばさん扱いされておりますデス。。。
ホテルは、連休寸前で子供もほとんどいなく、高齢のお母さんを連れた中年女性が多かったです。
バイキングは、ちょっと大変そうでしたけど。
やくさん、こんにちは!
玉子がゆであがる迄の時間、どうしてもここにいなければならなかったので、ついイロイロと
特に玉子のロープウェイが来る度に、T ちゃんから「来た!撮れ!」の号令がかかり、最後には「もう寒いから撮らないよ」と泣き言いうまで撮らされました。
彼は彼で、自分のカメラで玉子ロープウェイを撮っていましたが、どんな画が撮れていることやら!
旅は恥のかき捨てとばかり、オバハン根性丸出しでした。
pekoさん、こんにちは!
↑soraさんのお返事にも書きましたが、黒玉子の柔らかさは、温度なんだろうなーと思うのです。
確かにほのかに温泉の味(?)というか、イオウの香りもするような。
なんでも出来立ては美味しいですね。
何と言っても、極寒でしたし・・・
次回、なんとか週末にはアップします。。。
ちらちらと舞台裏が見えそうで見えない
そして、純粋に人の手だけかと思いきや
そうではなく…
私も黒いのをどこかで塗っているかのかと思いました。
または醤油につけて黒くしてるとかね。
おばさん根性は丸出しにします。
福引きの補助券など子ども連れをみると
つい貰ってくれと言ってしまいます。