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スクレのホテルにいたマリアさま
アンデスはスペイン軍に征服されキリスト教が席巻 なんだかね・・・
先日の、ウユニ塩湖に続き、ボリビアの旅のお話です。
ボリビアの首都ラパスの空港は、そもそも標高4000mにありまして、
24時間の長旅を経て、そこで「あぁ着いた」と手足を伸ばして寝こけると、
低地に暮らす日本人は、あっと言う間に高山病にかかります。
頭痛と吐き気。理由は簡単、空気が薄い。。。
そんな訳で、話は前後しますが、ウユニは旅の行程では最後の方で、
ラパスから最初に向かったのは、スクレという標高2700mの街でした。
経験的に言って、標高2500m位迄は、大抵の人は具合が悪くならないと思っていたからです。
スクレのお化けが出そうなホテルで1泊して、私は軽い頭痛と共に目覚め、
同行者はいきなり高山病で起き上がれず、1時間遅れで出発しました。
先が思いやられます。
山奥へ、ガッタン、ゴットン。。。
午前11時。車を降りたところで最初に見た光景が、こんな風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/74/0d5a439c31d54a3cea26cce20c896549.jpg)
誰もいない~!
どこの田舎に行っても共通しているのは、まず出てくるのは、必ずニワトリだと言う事。
うまいものでも、くれると思っているのか、はたまた生命の危機を感じているのか。
なんだか張り切って、こちらへ走ってくるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/90/f7f1d2a37456459de8dd7ebb3ce724d5.jpg)
お~い! 誰かいませんかぁ~! (・・・と、いう気分)
・・・
して、やっと・・・
村人を発見!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_full_m.gif)
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ロバもうろつき、昼日中から、のどかなこと・・・
こちらの建物は、日干しレンガを積んでつくられています。
普通は、家族でハンドメイド。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/75/a071f6006769715d1c9283c2779de20d.jpg)
そこに出て来た1匹のワンコが、とあるお宅へ導いてくれました。(嘘ですけど)
おぉ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/6f/d25e4c2bb9cc1ff2cfa980105428405e.jpg)
女性達が織物をしておりました。
インディオの女性達の織り物の柄は、とても緻密で美しいものです。
糸を紡ぐところから始め、それぞれの色に染め、糸を左右に入れたり出したりして、
1ヶ月かかって、やっと1枚完成させるのだそうです。
自分たちで着る以外に、これを売って現金を得たり、物々交換で食料や家畜を手に入れたり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/61/bf52fdddddcb030931fd18a338c68d5c.jpg)
柄は、自然や動物を模したものがほとんどで、この柄の違いが村の違いも表し、
近親結婚を避ける役割を果たしているのです。
数千年もの歴史をもつアンデスの様々な文化。
その叡智は、文字もなかった時代から、語られ、歌われ、またこのような柄によって、
21世紀の現代でも、脈々と受け継がれているのでした。
生きる為の智慧を持っている人、それが一番すごい人だと、私はあらためて思ったのでした。
ボリビア酸欠の旅話はつづく・・・・いつかは未定だけど
生きる為には、智慧がなくては!
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アンデスはスペイン軍に征服されキリスト教が席巻 なんだかね・・・
先日の、ウユニ塩湖に続き、ボリビアの旅のお話です。
ボリビアの首都ラパスの空港は、そもそも標高4000mにありまして、
24時間の長旅を経て、そこで「あぁ着いた」と手足を伸ばして寝こけると、
低地に暮らす日本人は、あっと言う間に高山病にかかります。
頭痛と吐き気。理由は簡単、空気が薄い。。。
そんな訳で、話は前後しますが、ウユニは旅の行程では最後の方で、
ラパスから最初に向かったのは、スクレという標高2700mの街でした。
経験的に言って、標高2500m位迄は、大抵の人は具合が悪くならないと思っていたからです。
スクレのお化けが出そうなホテルで1泊して、私は軽い頭痛と共に目覚め、
同行者はいきなり高山病で起き上がれず、1時間遅れで出発しました。
先が思いやられます。
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午前11時。車を降りたところで最初に見た光景が、こんな風景です。
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どこの田舎に行っても共通しているのは、まず出てくるのは、必ずニワトリだと言う事。
うまいものでも、くれると思っているのか、はたまた生命の危機を感じているのか。
なんだか張り切って、こちらへ走ってくるのです。
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お~い! 誰かいませんかぁ~! (・・・と、いう気分)
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して、やっと・・・
村人を発見!
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ロバもうろつき、昼日中から、のどかなこと・・・
こちらの建物は、日干しレンガを積んでつくられています。
普通は、家族でハンドメイド。
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そこに出て来た1匹のワンコが、とあるお宅へ導いてくれました。(嘘ですけど)
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女性達が織物をしておりました。
インディオの女性達の織り物の柄は、とても緻密で美しいものです。
糸を紡ぐところから始め、それぞれの色に染め、糸を左右に入れたり出したりして、
1ヶ月かかって、やっと1枚完成させるのだそうです。
自分たちで着る以外に、これを売って現金を得たり、物々交換で食料や家畜を手に入れたり。
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柄は、自然や動物を模したものがほとんどで、この柄の違いが村の違いも表し、
近親結婚を避ける役割を果たしているのです。
数千年もの歴史をもつアンデスの様々な文化。
その叡智は、文字もなかった時代から、語られ、歌われ、またこのような柄によって、
21世紀の現代でも、脈々と受け継がれているのでした。
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私、このお写真と翠さんの文章で涙が出そうになります。
軟弱な私なので、絶対に行くことのできない土地の筆頭に挙げられるであろう空気の少ない場所だから?・・・行かれない思いが涙が出そうになるのかしら?
いや、違うよね。
な~んにも無いような場所にもニワトリが居て
砂埃を感じるような場所に人が住み、そのアンデスの女性たちの織りなす働く手の美しさや色合いの美しさに涙が溢れそうになるのでしょうね。
ありがとうね~、翠さん☆
続きを大いに期待しちゃいます
ボリビアの旅・・・観光地という感じはゼロですね。
私にはとても勇気がなくて行けそうもありません・・・
翠さんはその国その土地で 計り知れない大切ななにかを 得てくるのでしょうね。
翠さんがとても広く大きく感じます。なんか感動してしまいました。
生きる為の智慧素晴らしい文化ですね
翠さんの旅記事大好きデス^^また私を何処かに連れてってください
この一見無彩色の風景に住んでいてもこんな素晴らしい色の織物ができてくるんですね。光の色、かなあ・・・
ところでかわいいワンコですが、じーっとみていたら人面犬に見えてきました~
ボリビアがどこかも知らないのですが、異文化に触れるというのはいいものですね。
伝統を守っていく工芸品とかって好きです。
人面犬のりりしい顔でかわい~ですね。
私も、ふと感情が移入しちゃって、涙が出そうになる事、ありますよ。
この素朴そのものの生活は、日本とは比べ物に成らないくらい、のどかで穏やかで、
そこに共鳴されたのではないでしょうか。
私はね、ここの生活、とても「実(じつ)」のある生活だと思いました。
今でもふと思い出して心が帰って行きますよ。
お察しの通り、ここはまったく観光地ではないんです。
ボリビア自体が、ほとんど観光的国という感じではなく、
その分、人々が外国人ズレしていなくて、素朴で素敵でした。
ボリビアの旅の続き、もう少しアップします。
他にも怪しげな場所(?)へ、お連れしますね~!
ここ、言われてみれば、けっこう無彩色ですね。
だからこそ、そこに咲く花の色とかが、鮮やかに見えるのかも知れませんね。
ワンコ、人面犬!?
織物をしていたお宅のワンコでした。
ボリビアは、南米アンデス山脈の真ん中あたりの国です。まったく海がないんですよ。
異文化は、いい意味でのカルチャーショックを受けますね。
奇異よりは、その意味や智慧をひもとくと、とてもおもしろですよ。
思いましたが
煌びやかなマリアさまですね
人なつっこそうなワンちゃん、かわいいです
女性たちの作る、織物、美しいです、こうして糸から染色して、織ってゆく、気の遠くなるような作業で、暮らしに役立てているのですね~
みごとだと、思いました
小林幸子! 確かに・・・
アンデスのホテルは、中庭があり、回廊に面して部屋が並んでいる事が多いのですが、
その回廊からレセプション棟に続く渡り廊下にこのマリアさまがいました。
ちょっとラテン系!?
高山病にいち早くかかったYさんが、出遅れているにもかかわらず、
「カワイイ!写真撮りた~い!」と大騒ぎをして、わたしのカメラをお貸しして撮られた、思い出の1枚です。
この写真だけは、Yさん撮影。。。
織物の技術は、ものすごく細かい作業です。
人の力は、すごいですね。
母から娘へと、技術を受け継いでいくのだそうです。