こんにちは、ヨシです。
ペアダンスを踊る時に特に気をつけて頂きたい事2点をお話しします。
①社交ダンス(アメリカンもインターも含めて)のホールドで、
組んだ時の男性の左手と女性の右手についてです。
特に初心者の方は、まだ社交ダンスを踊るための筋肉ができていない時に、
無理に手をあげないで頂きたいです。
競技選手の真似をしないで欲しいです。
先生でしたら女性の生徒さんと組んだ時、
生徒さんの肩や手に無駄な力が入っているのがわかるはずです。
この無駄な力が入ったままダンスを続けると、体は慣れて何も感じないかもしれませんが、
大抵の場合、筋肉が固まってしまい自由に肩を動かせなくなり、
肩のことで悩むようになります。
私はそんな状態の女性を何人も見ています。
私は筋肉について詳しい知識はありませんが、
生徒さんの手に無駄な力が入っているのがわかると、
踊っていてそこに私の神経が大きくいってしまうのです。
そして生徒さんの手をちょっと後ろの方などに持っていくと「痛い」と言われます。
大抵の場合、男性の方が背が高いので、
ホールドについては「女性は自分に、男性は相手に合わせるように」
と私はクラスでよく言います。
競技に出たりやデモなどでカッコ良く見せたい時は別ですが、
普通に踊る時は、適度なテンションがあれば手の高さは関係ありません。
②踊っている時、両足が閉じてる状態の時は、
常に膝が緩めるか曲げるように心がけて欲しいです。
ダンスは膝を曲げる、伸ばすの繰り返しです。
膝にサポーターを巻いてる人に簡単なワルツのボックスを踏んで貰うと
3歩目で足を閉じた時、片足の膝が伸びていることに気付きます。
ライズして降りる時、伸びている足の膝に負担が掛かります。
これを繰り返すと、膝に痛みが出てきて医者に通わなければならなくなり、
治すのに結構時間がかかります。
私は、ソロダンスを始めて2年で膝を痛めました。
ジャンプが得意だった私は着地の時、膝の曲げ方が良くなかったのです。
週6日1日5、6時間のレッスンを一流の学校で学んでいても、
本当に体に合ったやり方でやっているのか中々気づけないものです。
両足が閉じた状態の時は、膝を緩める事を忘れないでください。
そして膝の上の筋肉を作る事を心がけて下さい。
何歳になっても筋肉を作る事を心がけて下さい。
そして出来るだけ長くダンスを楽しみましょう。