2012年6月29日18時11分
【香港】
中国の胡錦濤(フージンタオ)国家主席は29日、英国植民地だった香港が中国に返還されて15周年を迎える7月1日を前に香港入りした。
胡主席は一連の記念行事で、香港に「高度な自治」を認めてきた「一国二制度」の成果を強調する。
胡主席の滞在期間中には香港、中国政府に対する大規模デモが計画されており、厳戒態勢が敷かれている。
胡主席は空港で、「香港は返還から15年で、一国二制度の実践により常に豊かさを増し、発展してきた」と記者団に述べた。
しかし、市民の間では、貧富の格差拡大などにより、香港政府への不満が高まっている。
毎年7月1日に行われるデモの参加者は今回、過去最多とされる03年の約50万人に匹敵する規模となるとの予測もある。
【香港】
中国の胡錦濤(フージンタオ)国家主席は29日、英国植民地だった香港が中国に返還されて15周年を迎える7月1日を前に香港入りした。
胡主席は一連の記念行事で、香港に「高度な自治」を認めてきた「一国二制度」の成果を強調する。
胡主席の滞在期間中には香港、中国政府に対する大規模デモが計画されており、厳戒態勢が敷かれている。
胡主席は空港で、「香港は返還から15年で、一国二制度の実践により常に豊かさを増し、発展してきた」と記者団に述べた。
しかし、市民の間では、貧富の格差拡大などにより、香港政府への不満が高まっている。
毎年7月1日に行われるデモの参加者は今回、過去最多とされる03年の約50万人に匹敵する規模となるとの予測もある。