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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 予めない・掴めない摩訶不思議観《ジョー・ヘンダーソン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョー・ヘンダーソン」のレコード紹介です。♪~♪
 
「グニャ・グニャ」先がめないジョー・ヘン節!
朴とつな音のピアノ、協和音の乱れ打ち!
摩訶思議な世界観、ジョー・ヘン&ヒル!
一句
 “ 掴めない サックス・ピアノや 雲に ”
②『アッワ・シング』(63)  
《Our Thing/Joe Henderson》
ジョー・ヘンダーソン(ts)、ケニー・ドーハム(tp)、アンドリュー・ヒル(p)、
エディー・カーン(b)、ピート・ラローカ(ds)。
《Joe Henderson Blog紹介》

ジョー・ヘンのアドリヴは激・劇的に燃える。
①『Page One』を超える変化に富んだフレーズ。
流暢に流れない・先がめないフレーズ。

突拍子もなく「ガク・ク」に奇声を上げフリーキーに。
何が起こるのか・先の見えないフレーズはスリル感一杯。
スリリングな瞬間が連続し、テナーは吠え続ける。
 
その1曲は、A#1「Teeter Totter」。
グネグネ・グニャグニャであったり、ブチ切れたり・・。
面白くてしょうがない、まさしくこれが「ジョーヘン節」。

ドーハム(tp)とラローカ(ds)は①と同じメンバで、録音も同年。
大きな違いはピアノにA.ヒルが加入したこと。
音数少ないバッキング、とつな音は不協和音の乱れ打ち。

ジョー・ヘンの硬く・雑な音質と掴み所のないアドリヴ。
摩訶思議な世界観を創るジョー・ヘン&ヒルのバッキング。
暗雲立ち込めるジャズ空間がづるづると引き込んでいく。
 一句
   “ 掴めない サックス・ピアノや 雲に ”
 
♪~♪  先がめないジョー・ヘン節&ピアノの相性をお楽しみ下さい。


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