№1 揺られ揺られ、身を委ね《ティディ・ウィルソン(p)》

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　 ジャズピアノ「ティディ・ウィルソン」のレコード紹介です。～♪
 

スウィング・ピアニストの巨人、と称される。

ラグタイム？アール・ハインズもどき？にも。

ソフトに・ジェントルに、やっぱウィルソン。

 

一句

　“４ビート　揺られるピアノ　身を委ね”

①『アンド・ゼン・ゼイ・ロォウト』(59)
《And Then They Wrote...../Teddy Wilson》
ティディ・ウィルソン(p)、メジャー・ホーリー(b)、

バート・ランダー(ds)。
 

《アール・ハインズ(p)参加アルバム ブログ紹介》

④『Stride Right/Johnny Hodges』№4　ピアノの父！母は誰《ジョニー・ホッジス(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

③『Swingin'/Benny Carter』№3　ファーザー！「艶」の邪魔《ベニー・カーター(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

スウィング・ピアニストの巨人と称される。

 

聴いていても、「ピン」とはこないのだが。
むしろ、アール・ハインズもどきのようで。

ストライド奏法に、聴こえるんだが・・。
とすると、スウィングピアノとは言い難いが。

ハインズのピアノに似てるようであっても。

全く違うウィルソンらしさがある。

ソフィスティケイトな音質がジェントルに響く。
強く明快に音は立上るが、とにかくソフト。
優しく包み込み、優しく撫でるような音質。
メロディーだって、ジェントルで気品溢れる。

 

「ほわっ」とそよぐ、この触感が何とも心地良い。
そして、軽く優しく4ビートで「るんるん」弾む。
この乗り、まさしくスウィングピアニストの巨人。

と、称されるのであろう。

 

　一句

　“４ビート　揺られるピアノ　身を委ね”

ウィルソンの最盛期は30年代だという。
ソロピアノが主流の頃ではなかろうか。

こんなスウィング・ピアノであれば聴いてみたいものである。

 

♪～ スウィング・ピアニストの巨人、王道のピアノをお楽しみ下さい。