だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 J.コルトレーンDNAが彷彿・再燃!《ウディ・ショウ(tp)》

J.ルトレーンに捧げた曲『ムーントレーン』。
コルトレーンDNAが&根性で再現される。
70年代・最高に質なジャズがここに!!
⑦『ザ・ムーントレイン』(74)
《The Moontrane/Woody Shaw》
ウディ・ショウ(tp)、エイゾー・ローレンス(ts,ss)、
スティーヴ・タレ(tb)、
オナジェ・アレン・ガムス(p)、バスター・ウイリアムス(b)、ヴィクター・ルイス(ds)、
トニー・ウエイターズ(conga)、ギュハーム・フランコ(perc)。
YouTubeリンク》
A#1「ムーントレーン」、スゴイ・まじいの一言。
J.コルトレーン(ts)にげた曲。
ジャケットは月を(ライトだが)背にしたショウが暗闇を仰いでいる。
ショウが18歳で作曲し、30歳のリーダ作で初披露。
永きに渡る思いをばせた曲といえる。

だが、演奏内容は「偲ぶ想い」というセンチな感情とは真逆な演奏。
ホーン3本は身体中のエネルギー・根性を込めて、一揆に吹きまくる。
リズム陣は力の限りを尽くして叩き込む。
一瞬も力を抜かない身の力で、全員がブチ込むサウンドは凄まじい。

エイゾー・ローレンス(ts)はJ.コルトレーン没後(67年)、
コルトレーン魂をDNAにした性テナーマン。
コルトレーンに捧げた熱狂ジャズ『ムーントレーン』にベストマッチ。

 これは、スピリッチャル・モーダルジャズのトップレベルの作品。
そして、70年代の最高に質なジャズが聴ける1枚といえる。

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