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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№5 意気消沈!ハンマー打鍵《ジョアン・ブラッキーン(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジョアン・ブラッキーン」のレコード紹介です。♪~♪
 
 「ズガァア~ン」ンマー打鍵は、何処へ!
初のスタンダード集、鳴りをめた強健!
熱いイスクリームを、喰ってるような!
 
一句
 “もじゃ頭 強鍵ジャズは 鳴りめ”

⑤『ハヴィン・ファン』(85)
《Havin' Fun/Joanne Brackeen》
ジョアン・ブラッキーン(p)、
セシル・マクビー(b)、アル・フォスター(ds)。
 
《Joanne Brackeen Blog紹介》

「グァア~ン・ズガァア~ン」。
ハンマー打鍵のウーマン・パワー炸
自由奔放に強鍵音が走る、はしる。
と、4枚のジョアンを紹介してきた。

ところが、ここにきて鳴りを潜めてしまった。
この時47歳、とても歳のせいではない。
初のタンダードナンバーのアルバムだからか。

どこかで耳にする、聴き慣れた曲が並ぶ。
テーマはやかに・スムースにメロディアスに。
時に、アドリブで勢いづき・強鍵を披露し暴発。
だが、テーマが軟弱だと今イチ暴れ度はえ気味。

①~④は、前衛に踏込んだオリジナル曲。
なテーマから入込むアドリブは凄まじかった。
そんなアルバムと比べると、当⑤はどうも弱い。
 
 一句
 “もじゃ頭 強鍵ジャズは 鳴りめ”

穏やかな「Manha De Carnival」の曲。
静けさを覆うテーマをメロディアスに演奏し。
アドリブでジョアン流強鍵が、発・爆発。
テーマの曲調など何所吹く風で、吹き荒れる。
この曲だけは、強鍵で聴かせてくれる。

「ガツ~ン・ゴォオ~ン」。
力づくで叩きつけるハンマー打鍵で乱れる。
ただ、前衛に踏み込まないアドリブ。
これでは、滞気味の消化不良に。
 
こんなジョアンでは、どうもテンション今イチ。
まるで、熱いイスクリームを喰ってるような。
 
♪~♪  静けさを覆うテーマから、やっとンマー打鍵のジョアン流を発揮。


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