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ジャズサックス「ブランフォード・マルサリス」のレコード紹介です。~♪
ジャズサックス「ブランフォード・マルサリス」のレコード紹介です。~♪
初リーダー作、若干23歳で登場。
凄い、と思えば拍子抜けのような間が。
凄い、と思えば拍子抜けのような間が。
先輩脇役陣の素晴らしさ、に乗っかたか。
一句
“若さゆえ ぶちまけテナー 間がもたぬ”
①『シーン・イン・ザ・シティー』(83)
《Scenes In The City/Branford Marsalis》
ブランフォード・マルサリス(ts)、
《Scenes In The City/Branford Marsalis》
ブランフォード・マルサリス(ts)、
マルグリュー・ミラー(p)、ロン・カーター(b)、マ-ビン・スミス(ds)、他。
《Mulgrew Miller(p) Blog紹介》
②『The Countdown』№2 「だわだわ」と泳ぐ、キャリア組《マルグリュー・ミラー(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
《Ron Carter(b) Blog紹介》
①『Spanish Blue』(74)№1 「ぬめぇ~」 なめくじか?《ロン・カーター(b)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
《Marvin Smitty Smith(ds) Blog紹介》
①『Keeper Of Drums』№1 超絶テク!ビッグバンドを超え《マーヴィン・スミス(ds)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
①『Keeper Of Drums』№1 超絶テク!ビッグバンドを超え《マーヴィン・スミス(ds)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
音の芯が強い、腰の強い音が攻める。
勢いがある、圧巻の音で吹きまくる。
この時、ブランフォードは若干23歳。
当①が初リーダー作となる。
冒頭の曲は「No Backstage Pass」。
誇らしげにピアノレストリオで魅せ場を創る。
「ぽっ」と出のデビュー新人の芸当とは、とても思えない。
堂々たる音で、テナーが吹き荒れる。
地を揺らす程の低音、突ん刺く高音。
自由奔放に音が舞い、そして跳ぶ。
「ぽっ」と出のデビュー新人の芸当とは、とても思えない。
堂々たる音で、テナーが吹き荒れる。
地を揺らす程の低音、突ん刺く高音。
自由奔放に音が舞い、そして跳ぶ。
ただ、アドリブ後半やたらと長い間が空く。
拍子抜けのように間が空き、空虚な空間が。
急きたてる力は?一曲丸ごと攻め切れない。
ちょっと勿体無い、心の隙間に無念な感覚が残る。
その空間を埋めるスミス(ds)とロン(b)。
「バタバタ」破れ太鼓のドラムが間を喰う。
空間を叩きのめすように連打が轟く。
ドラム&ベースのサウンドに乗っかたか。
そんなブランフォード、ともいえる。
レーベルはUS Columbia。
レーベルはUS Columbia。
若干のエコーが、ちょっと嫌らしさを臭わす。
一句
“若さゆえ ぶちまけテナー 間がもたぬ”
推しはソプラノを使う曲「Waiting For Tain」。
テナーより表現力の劣るソプラノではあるが。
強弱・抑揚に欠け、訴えてくるテクはまだまだ。
とはいえ、ワッツ(ds)との絡みがテンションを高める。
この曲の聴き所は、カークランド(p)のアドリブ。
リズムの先食い?と思わすほどタッチが鋭い。
そして、立上がりの速い音が食い込みまくる。
研ぎ澄まされた音&ドラムの絡みは、テンション急上昇で惑惑に。
研ぎ澄まされた音&ドラムの絡みは、テンション急上昇で惑惑に。
♪~ 「Waiting For Tain」ドラムとの絡み、ピアノの鋭さに注目したいです。