11月1日(日)午後、大阪天満橋のドーンセンターで、JDS日本ダウン症協会大阪支部主催の秋の勉強会『成人期になったダウン症者の暮らし』が開催されました。会場は満席で、70人を超える参加(会員15家族、非会員15家族、当日入会1家族)があり、ダウン症者の成人期の暮らしや就労についての関心の深さが感じられました。参加者からは予定時間を越えて質問が続きました。
第一部は、成人期のダウン症者3人(大倉晃次(おおくらこうじ)さん(40歳)、出海優(いずみゆう)さん(30歳)、田中沙莉那(たなかさりな)さん(24歳))をパネリストに迎え、生まれた頃のこと、学校でのこと、職場でのこと、今の日々の暮らしの様子やこれからの課題、後輩へのアドバイスなど、当事者と保護者から話を聞きました。
第二部では、大阪市職業指導センターの阿部秀和さんから、職業能力開発施設であるセンターの紹介や、知的障がい者の就労の職業能力開発の現状などについて説明がありました。
JDS大阪支部の玉井浩支部長が、何が普通かは時代によって違う、10年前と今では普通の定義が違う。我々の力で次の普通を変えて行けたらと思う、と締めくくりました。
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