うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

総務省「電波利用電子申請・届出システムLite」が2025年1月にニリューアルしました

2025年02月08日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 アマチュア無線局で使用できる簡易な電子システム「電波利用電子申請・届出システムLite」は、2025年1月6日にリニューアルしました。新システムは、旧システムから過去の申請情報を引きづくため、以前登録していたメールアドレスが正しいか、事前に確認するようにと、総務省からアナウンスされていました。そのメールアドレスが、新システムでのログインIDとなるからです。自分的にはメールアドレスの変更はないので、特に手続き不要と考えていました。

 旧システムの問題点としては次の項目がありました。

①登録した住所が、その地域の総合通信局の管轄範囲のみとなるため、九州の住所で他の総通への申請・届け出ができない。一度、福岡の住所で近畿総通への開局申請をしようとしたら(エリアを跨ぐ複数局の無線局免許状を所持している)電子申請届出システムLiteの住所変更を行ってから申請するようにと連絡があった。

②住所変更を行うと、その住所に総通から葉書が届き、その中に書いてあるIDとパスワードを使うことになる。大阪の住所で葉書を受け取り、その後無事に3エリアの免許状を受け取りました。(3エリアで「他エリアのコールサイン」+ポータブル/3と言うと、高い確率で「旅行ですか?なんでポータブルなのですか?」などと聞かれいちいち説明するのが面倒だったため)

③1・3・6エリアに無線局を持っているため、申請・届出の度にいちいち住所変更するのは面倒くさい。

④最終的には、6エリアをホームの住所として他の管轄エリアは書面での再免許申請などをしていた。書面で申請していたので「なぜ電子申請を行わないのか?」というアンケートを貰ったことがある。そのため、①から④の理由を書いて返信した。

➄各地のハムフェアなどで、総務省電子申請のブースが出ている場合があり、その際にアンケートに記載したような内容を訴えた。(なんとか改善していれるといいなという思いで)

 リニューアルしたので、早速利用登録をすることにします。3エリアの無線局の再免許申請時期が迫っています。しかし、入力したメールアドレスは未登録と出た。なんでどうして?? メールアドレスが未登録の場合は、新規にユーザー登録をするようにと記載があるので、しぶしぶ新規登録作業をした。

 待つこと2週間たっても、なんの音沙汰もない。1週間たっても処理されない場合は、ヘルプデスクへ問い合わせとなっている。しかし電話は繋がらないらしい。HPでも、ヘルプデスクに接続するのに30分から2時間はかかると書いてある。(なんじゃそりゃああ)

 メールでも問い合わせ可能と書いているので、メールを出してみたら「ユーザー登録に関してはヘルプデスクでは回答できないので、管轄の総通へ聞いて下さい」とつれない回答だった。(なんじゃそりゃああ)

 いろいろと調べていたら、1月6日の利用開始日直後には、いろいろと不具合が出ていたらしいことが分かった。もしかしたらと思って、再度メールアドレスを入力してみたら、ユーザー登録ができました。(なんじゃそりゃああ)

 新しいシステムでは、はがきでID・パスワードを送ることはなく、IDはメールアドレス、パスワードはWEB上で自分で設定できます。

 

 なんとか新システムに入れたので登録内容を見てみたら、ちゃんと福岡の住所と正しいメールアドレスが登録されていました。早速、近畿総通管内の局の再免許申請をしてみましょう。だめだったら、却下されるだろう。

 近畿総通を選択して、3エリアの無線局の情報を入力して送信しました。

 すぐ、「サーバーに到着しました」となり、さらに2週間くらいで近畿総通での再免許申請が処理されました。これで、どこのエリアの無線局でも申請・届出ができることを確認できました。

 電子申請で行うと、申請料がお得になるので便利になりました。