CQ TEST DE JH7QXJ

アマチュア無線 ContestとDXCC

2024年総括

2024-12-29 16:16:00 | Ham Radio

 太陽活動のピークにあたり今年もハイバンドのコンディションが良く、メジャーコンテストでのQSO数を更新。特に北米方面は好調だった。反面EU方面はビッグオープンと呼べることがなく期待外れだった印象。昨年より少しはマルチが増えたコンテストが多かったが上位の局との差が大きく、局数で勝っていてもスコアでは大差で負けている。80mのアンテナがないのも差がつく原因なのだが、なんとかしたいと思いつつまだ設置できていない。

 フル参加部門ではSO2R局には歯が立たないのでクラシック部門にもエントリーし、いくつかでは1位となることができた。WPX CWではクラシック部門のJAPANレコードとなった。

 今年のメインは10mで一番局数ができた。しかし15mと同様に夜間は関東以西がやっているEU方面はまったくオープンせず、この時間帯で局数、マルチとも差をつけられている。

 結果が発表されたものとRawスコアが公表されているもので3位以内となったコンテストは以下の通り。
 ARRL RTTY Roundup (ABLP) 3位
 CQ WPX RTTY(ABHP Classic) 5位(クラシック部門1位)
 ARRL DIGITAL (ABLP) 2位
 Batavia-FT8 (ABLP) 3位
 World Wide Digital(ABLP) 1位(アジア1位)
 World Wide RTTY (ABHP Classic) Raw2位(クラシック部門Raw1位)
 World Wide WPX CW (ABLP Classic) 6位(クラシック部門1位、日本レコード)
 IARU(ABMIXLP) Raw3位
 IOTA (ABHP MIX 12Hours) 1位
 World Wide SSB(ABHP Classic) Raw5位(クラシック部門Raw3位)
 World Wide CW(ABLP Classic) Raw6位(クラシック部門Raw1位)

コンテストQSO数
 SSB 5,261
 CW  7,560
RTTY 3,795
DIGI 1,512
トータル 18,128

通常QSO数 約1,100
 通常QSOのほとんどはFT8によるQSO。DIGITALのエンティティがかなり増え、コンファームで304となりやっと300を超えた。RTTYはCY9の1つだけ増加。CWは2つ増え現存で303になった。SSBはFR/GとTTのペディがあったができず増加なし。最近のペディはFT8の運用が多く比較的簡単にできる反面SSB,CWの運用が少なく苦労する。

 

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ARRL 10-METERコンテスト 2024

2024-12-17 15:40:00 | Ham Radio

 今回はミックスからCW部門に変更した。土日とも天気が悪く雪かみぞれ模様。スタート時は風が弱かったのでなんとかタワーを上げられた。最初からランでスタート。すぐに呼ばれ出しいいペースで捌いていたが1時間で急に呼ばれなくなる。なんとか11時まで北米向けに運用し、その後は南向けに変えて東南アジア、オセアニア狙いとしたがほとんど呼ばれず。午前中で140局と昨年より少しいい程度。

 午後は14時半からEU向け。夜明けとなっているゾーン16まで。16時前にやっと夜が明けたゾーン15、20あたりから呼ばれ出す。遠い所ほどエコーを伴った信号で取りづらい。しかし16時19分には当地で日没となるので、それから30分でコンディションが急激に落ち呼ばれなくなり初日は終了。EU中部から西部はこちらの日没までに夜明けとならないのでできない。

 日曜朝は7時を過ぎないとできない。イーストコーストはNHを2局やれた程度で中部から西部が主体。ただ7時台はほとんど呼ばれず10分以上空振りCQとなることがあった。8時を過ぎるとなんとか呼ばれ出し、それに伴いマルチも増えていった。コンディションは前日より早く10時半には北米が終わってしまった。午後のEUは前日より呼ばれず局数が伸びない。ただ地中海沿岸が開けたのかI,EA6,5B,SVなどができた。ずっとスノーノイズがありプリアンプをOFFにして運用したので弱い局は呼んでいるのが分かる程度でコピーできず。風も強くなりタワーを下げた影響もあり早々に終了。

 月曜朝は7時から再開しスローペースだが前日よりは呼ばれ1時間で90局ほどできた。最後の1時間はポツポツと呼ばれる程度だったがマルチが少し増えた。メキシコは1局もできず。

 今回は99%がランによるQSO。目標としていた700局に届かず、WW CWの10mのQSO数を超えることはできなかった。EUが開ける時間が短いためカントリーマルチがなかなかできない。4桁のナンバーを送ってくる局が高速でカットナンバーを使ってくると入力が追いつかないし一瞬考えてしまう。5NNを超高速で送ってくる局もナンバー受信のタイミングをつかみにくい。

SingleOP CW LowPower
 QSO: 693
 Multi: 97
 Score: 268,884
 Time: 15h01m
 Log: DXLog.net 2.6.11

 

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FT Challengeコンテスト2024

2024-12-09 15:28:34 | Ham Radio

 昨年までのFT Roundupコンテストが名称とルールを変更し今年から表記のコンテストとなった。交信方法は通常と同じなのでコンテストに慣れていない局でも参加できるようになっている。

 18Z開始なのですでに始まっている日曜朝は6時からスタートし40mのEUを狙う。順調にQSOが進み、夜明けとともにコンディションが終了するまで40局ほどできた。その後は15mで北米狙い。ようやく8時頃に10mが聞こえ出しQSY。しかしコンディションが良くないのか参加局が少ない。30分ほどで相手がいなくなり、15mと20mを行ったり来たりで午前中は170局くらい。

 午後は15時前から再開。しかしどのバンドもEUどころか近場すらできない。EUが朝を迎える16時半過ぎからやっと賑わってきたが、こちらはもう日没でハイバンドは終わり。40mの北米は3局のみで国内もできず。スノーノイズでマスクされ使い物にならず。この時期はいつもスノーノイズに悩まされる。

 月曜朝の40mEUは数局止まり。夜明け後は20mで北米が見えていたので少しできたが、ほとんどがEUとやっていてアンテナがこちらに向いていない。7時半過ぎにやっと10mが見え出したが局数は伸びず、新規マルチもほとんどなし。最後の30分は15mをやったがやり尽くした感じで空振りCQばかりで終了。

 新規コンテストのため昨年のRoundupと同じメッセージを送ってくる局やWW形式のメッセージを送ってくる局が結構いた。受信メッセージが自分が送信したものと違っているのに気がつかないのだろうか。CQメッセージにちゃんとコンテスト名称を入れているのに、事前にルールは確認して欲しいものだ。このコンテストからオーバレイでクラシック部門が設けられたのでそれでもエントリーしている。


SingleOP LowPower (Classic)
 QSO: 356
 Points: 1126
 Multi: 101
 Score: 113,726

 

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