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みなさんこんにちは、平野です。今回はこれまでお伝えしてきたSBPN(School Based Prevention Network=学校ベースの人身売買防止ネットワーク)フォローアップワークショップで見られた、カンボジア独特(おそらく)のおもしろい光景についてお話します。
【教室でアカペラ】
私がこれまで見てきたあらゆるワークショップに共通することですが、必ず休憩のときにおやつがでます。おやつの内容はロンガン、ランブータンなどのフルーツ類かクッキーの類と相場が決まっているのですが、このクッキーが妙に後を引く味です。なんというか、膨らし粉の味がして、懐かしさをそそる味なのです。たいていの場合タイ製なのですが、おかしな形をしていると思ってよく見てみると、どうも象らしき形をしていたりします。
おやつについては「必ず」という点を別とすると、どこの国のでも見られる光景かもしれませんが、私がカンボジアでしか見たことがないのが、その休憩時間中の歌と小話です。今回の現地訪問で見られたのはこの「歌」。休憩時間中に、HCCスタッフがSBPNメンバーに尋ねます。「誰か歌を歌わないか?」ワークショップの休憩中という状況の中、私には唐突にしか思えない提案なのですが、これが必ず誰かしら歌うメンバーがいるのです。少し恥ずかしそうにしつつも、伴奏も何もない中歌を披露する子ども。おどけてみせるでもなく、きちんと起立して生真面目に歌います。他の子どもたちも冷やかすでもなく真面目に聴いています。それでおいて、別に校歌(そもそもある可能性が低い)や国家を歌っているわけではなく、歌謡曲を歌っているのです。こちらの歌謡曲はかつての日本の歌謡曲のように情緒的なので(海外から輸入したダンスポップなどもありますが、こういう場では歌わないようです)、その特徴どおりに丁寧に歌い上げます。どうもこの光景が不慣れな私は、子どもたちが歌っている間どういう顔をしていいのか分からず、一人人知れず困惑しています。
写真は校長先生にご褒美の文房具をもらうメンバー。なんと歌のご褒美なのでした。
次回は8月9日~12日のプレイベン州コムチャイミア郡「子どもの人身売買防止プロジェクト現地出張報告」の最終回として、村人の声をお伝えします。
【教室でアカペラ】
私がこれまで見てきたあらゆるワークショップに共通することですが、必ず休憩のときにおやつがでます。おやつの内容はロンガン、ランブータンなどのフルーツ類かクッキーの類と相場が決まっているのですが、このクッキーが妙に後を引く味です。なんというか、膨らし粉の味がして、懐かしさをそそる味なのです。たいていの場合タイ製なのですが、おかしな形をしていると思ってよく見てみると、どうも象らしき形をしていたりします。
おやつについては「必ず」という点を別とすると、どこの国のでも見られる光景かもしれませんが、私がカンボジアでしか見たことがないのが、その休憩時間中の歌と小話です。今回の現地訪問で見られたのはこの「歌」。休憩時間中に、HCCスタッフがSBPNメンバーに尋ねます。「誰か歌を歌わないか?」ワークショップの休憩中という状況の中、私には唐突にしか思えない提案なのですが、これが必ず誰かしら歌うメンバーがいるのです。少し恥ずかしそうにしつつも、伴奏も何もない中歌を披露する子ども。おどけてみせるでもなく、きちんと起立して生真面目に歌います。他の子どもたちも冷やかすでもなく真面目に聴いています。それでおいて、別に校歌(そもそもある可能性が低い)や国家を歌っているわけではなく、歌謡曲を歌っているのです。こちらの歌謡曲はかつての日本の歌謡曲のように情緒的なので(海外から輸入したダンスポップなどもありますが、こういう場では歌わないようです)、その特徴どおりに丁寧に歌い上げます。どうもこの光景が不慣れな私は、子どもたちが歌っている間どういう顔をしていいのか分からず、一人人知れず困惑しています。
写真は校長先生にご褒美の文房具をもらうメンバー。なんと歌のご褒美なのでした。
次回は8月9日~12日のプレイベン州コムチャイミア郡「子どもの人身売買防止プロジェクト現地出張報告」の最終回として、村人の声をお伝えします。