おかめ、いきまーす

自分の記録。

ニコイチ

2013年12月09日 | 日記
父が入院している病院は広い。母が見舞いに行きたいというので、

ホームから車椅子を借りて、車で病院迄やって来た。

病院はバリアフリーで車椅子なら病室迄すいすいとたどり着けた。

病室にはすでに父の知人が来ていて、母も加わって和やかに午後のひと時を過ごす。

特に何を話す訳でもなく淡々と一緒に過ごして、それで満足そうな母。

夫婦の長い歴史というのは特に会話がなくても通じあう事をなすのだ。


姑の事を書くのは憚られるが、姑に想いを寄せていたある経営者の方がおられた。

夫も息子の様に可愛がってもらっていた。しかし奥様がおられた。

奥様は信仰に走られて、家出をしてしまい、経営者の方は奥様の元に戻られた。

夫婦というものは目に見えない絆があって、豆のように飛び出しても元の莢に収まるのだ。


夫にも何年か前にしつこくメールをよこす女性がいた。悩み相談にのっていたら毎日何通も

メールがくるようになった。

仕事中でも携帯電話にメールが来るので腹にすえかねて私が返信したら

半狂乱になって私を攻撃して来て参った。

その後、夫は女性に連絡をとらなくなった。

あれ程悪口を言っていた女性もまだその旦那さんと暮らしている。

結局夫婦でいるんだな。

夫婦という他人の組み合わせ、不思議なニコイチ。