母、もと小学校教師。趣味は短歌、性格は温和。卯年生まれ。(本当は寅年らしいが戸籍上は卯年。)
とても真面目な優しい母です。足に力が入りにくいので、お散歩も自力ではなかなか行けません。
いいお天気なので、二人で近くの神社までお散歩に行きました。
「ひさしぶりだね~。」
「うん、とっても久しぶり。」
二礼二拍手一礼。
その後に母が突然
「池の向こう側に亀、いない?」と。
「亀?」
「置物の亀なんだけど、いない?」
「いないよ。残念ながら。」
「・・・・あ・・・良かった。」
「?」
母曰く
「何年も前にここの神社でお祈りした後、何気なくね~。」
「うんうん。」
「亀に小石を投げたら、首がね。」
「首?」
「とれちゃったん。」
「え?首もげたん?」
「うん。」
「それから悪くってここの神社来れなかったんだよね~。今まで誰にも言えなかったけど。」
「・・・・・・・。」
お母さん、あんたそんなことしてはったんですか。
虫も殺さぬようなその笑顔をもってして。
父にさりげなく伝えたら
「時効だ!」
と言ってました。
とても真面目な優しい母です。足に力が入りにくいので、お散歩も自力ではなかなか行けません。
いいお天気なので、二人で近くの神社までお散歩に行きました。
「ひさしぶりだね~。」
「うん、とっても久しぶり。」
二礼二拍手一礼。
その後に母が突然
「池の向こう側に亀、いない?」と。
「亀?」
「置物の亀なんだけど、いない?」
「いないよ。残念ながら。」
「・・・・あ・・・良かった。」
「?」
母曰く
「何年も前にここの神社でお祈りした後、何気なくね~。」
「うんうん。」
「亀に小石を投げたら、首がね。」
「首?」
「とれちゃったん。」
「え?首もげたん?」
「うん。」
「それから悪くってここの神社来れなかったんだよね~。今まで誰にも言えなかったけど。」
「・・・・・・・。」
お母さん、あんたそんなことしてはったんですか。
虫も殺さぬようなその笑顔をもってして。
父にさりげなく伝えたら
「時効だ!」
と言ってました。