小田原市江之浦地区は、急峻な箱根外輪山を背にして、相模湾に望み、類稀なる景観を保持している貴重な自然遺産です。
この自然を借景として、各建築は庭園を呼応するように配置されています。





光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席。


夏至光遥拝100mギャラリー。

冬至光遥拝隧道。
冬至、夏至、春分、秋分の日の出の陽光が差し込むことで、江之浦の杉本伽藍に命が吹き込まれて輝きだします

三角塚

野点席。

代官大寺瓦(白鳳時代)

亀石(奈良県明日香村)

石造鳥居(古墳時代)

明日香石水鉢。




(新たなる命が再生される冬至、重要な折り返し点の夏至、通過点である春分と秋分…日が昇り季節が巡りくることを、意識化したことが人類が意識を持ちえたきっかけとなった。
人の最も古い記憶を現代人の脳裏によみがえらせるために、この施設を構想したのです。)杉本氏
古代と現代が融合したような文化施設。天体を観測する場であるのが最大の特徴。
太陽の運行と密接な関係の中で、建物の位置や開口部などのデザインなど、圧倒されました。(予約、入れ替え制。)



最後の3枚は、雑誌より、切り取らせていただきました。説明不足でしたが、雰囲気が伝わったでしょうか。