漫画の須田信太郎

「江戸川ハートブレイカーズ全2巻」電子書籍で復活!http://dbookfactory.jp/edogawa/

人間はヤドカリ。

2008-09-27 23:30:28 | 夜想う

この前、部屋が狭くなってきたんで大量の荷物を処分した。
こうやって荷物を整理するたびに、つくづくこう思う…

「人間はヤドカリだ。」でっかい貝をかついで生きている。
背中の貝は大量の荷物だ。

どうしても捨てられない大事ものから、生活の日常品、どうでもいいけどなぜかあるもの


シャツ、靴下、、、、タバコの穴が開いたトレーナー、、

鍋、フライパン、パスタつかみ、、

布団、枕、タオル、、

20年前の週刊ゴングのバックナンバー、、、、宮沢りえの「サンタフェ」、、、

中学時代に録音したストーンズのカセットテープ、、


この前友達の引っ越しの時は、ヤツに大量のレコードを運ばされた。

「これには大事な思い出があるから、捨てられない」
そういう風に感じられる人はココロが豊かな人だと思う。本当に、、。

でも「思い出」も脳の一部を使う、機能のひとつかもしれないな。

やっぱりモノはモノでしかない。

<<<


特に持ち主が死んだ後、残されたモノになんの意味もない。

こないだ親族が死んだ時に痔の軟膏薬60箱でてきた。ずっと前に手術して痔は直って必要なくなったんだと…
「つーか!痔の軟膏、まとめ買いかよ?それにしてもおおくねえか?(泣)」

、、、、、

、、
Page easternyouthの歌は「あー馬鹿でかい暮らしの怒鳴り声え~、売り払えばもの悲しくも安らぐ命いい~ー」だっけ?

、、、

本で読んだけど、ある作家はホテル暮らしをしていて、ほとんど荷物を持たない、余分な服は持たない、靴ははいてる1足だけ、はきふるしたら捨ててかいかえる。だからすべての荷物は片手でもてるほどしかない…そんな話だった。
そんな生活スタイルできたらある意味気持ちいいだろう。死んだ後も後片付けが簡単だ。


まあなんつーか、
イロイロいってきたけど

要するに

荷物整理するときに
「これ捨てようかなあ…とっておこうかなあ…でも部屋が片付かないし…やっぱり捨てた後後悔したりして…」なんてウダウダ考えて、ウダウダ時間ばっかたってしまう。

「そんなコトでウダウダするなら全部すてちまえばいいじゃねーか!アホが!俺!」ってこと。

捨てて後悔する時がきたとしてもどうせ死ぬんだぞ!俺!080927_2310


そう言い聞かせて、こんど週刊ゴング(天龍革命、UWF親日業務提携時代)を捨てよう…。。