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『ヘヴィーオブジェクト』 第七話 観ました

2015-11-15 21:21:17 | アニメ
前回の終わり、集落を襲っていたオセアニア武装国家の兵士を見つけ、襲撃をやめさせようと射撃を開始した二人でしたが、その攻撃に呼応して敵の逃げ場を失う方向からの正体不明の狙撃が有ってかえって村への乱射が行われてしまい酷い結果になってしまった。その場に、連合作戦を実施している味方の地上部隊が合流し、襲撃部隊への攻撃と正体不明の狙撃者の確保を頼んでその場は収まったわけですけれども、その時、捕まえた正体不明の狙撃者とは自称ジャーナリスト(だけれども声はなんと小山力也声…)。いや、ジャーナリストが取材中に無抵抗な民間人を襲撃しているシーンを観て憤ったってのは理解出来るのだけれども、その場で狙撃とかしちゃったらそれはもうジャーナリストの職分を離れているっしょ?それはジャーナリストを名乗るならやったらばイケない領域です。しかも今回は彼の行った狙撃のせいで村への乱射を引き起こし、その上、彼らの本拠地を追跡して突き止めるという対オセアニア武装国家連合の作戦も台無しにしてくれた訳で、彼を尋問したフローレイティア少佐が、彼に憤っていた二人の声を代弁していたのは、少佐があの二人のことを彼女なりに気に入っていたことの証明なんじゃないかって思えてきたっす。ジブラルタルの時はもっとそのサービス精神が現れていたようにも思えるけれどもね…。
それにしてもあんな安っぽいヒーロー感を持った職業意識の低い自称ジャーナリストを出してくるとはこの作者もなかなか人が悪すぎる。確かにそういうのもいるかも知れないけれども、あんな描写をされたんじゃ、本気でお仕事をされている本物の戦場ジャーナリストに失礼ってもんって気がするですよ。時々、この鎌地氏はそういう失礼な物書きを平然となさるのでそこが私にはあんまり好きになれないんだよね。人間性のリアリティは出てくるとは思うんだけれども、それを追求するあまり本気でその職業をしている者に対する意識が欠けていると言うか…。

それはともかく、敵の索敵は順調に行われていて居た模様で偵察衛星まで使った索敵で敵の潜伏先の候補地の中からオブジェクトクラスの高熱源が探知されたということでそこへオブジェクトが投入される事になり、お姫様とオホホ姫のオブジェクトが投入された。だがしかし、その熱源が囮だったたら…とクエンサーは考えてみた。残された情報と出撃が決定された議論を聞いてしまっていた自称ジャーナリストの話を総合してオブジェクトが出撃したポイントが囮だと判断。だがしかし、そのそれが囮だと判断するには根拠が無いということで、彼が本命だと信じる場所へ自ら偵察に出る事に。そして、お姫様には出撃先が囮で有る可能性を伝え、敵の自爆攻撃に備えるよう伝達する。それにしても、冒頭の村の監視の時のドサクサで携帯を落とす描写が入っているとか、妙に細かいなと思ったらクエンサーとミリンダとの携帯を通じてのやり取りの中断による齟齬の発生しているとか、妙に心理描写が細かいなと。そこいらへん、この話のメイン描写は超兵器が登場して戦争形態の変化とかが書きたかった訳ではなくて単にキャラ同士の軽妙なやり取りだけを書くのに設定上、必要だから無茶振りして設定してみたって気がしなくもないですね。

あと、オブジェクトが出来てからの国家形態が数種の国家体型に分裂したもののその各地域ごとにそれぞれの望む国家形態に属した為、モザイク状に各国家が独立してそれが各々、自らが望む国家連合に属したので相当に国境争いが頻繁に発生するようになってしまったって、それは全然平和じゃないよ?
ある意味、小競り合いが頻繁に発生するほうが人にとっては害が大きいっすよ?
国境争いとか民族闘争とかの方が凄惨な闘いに発展するのでかえって平和とは程遠い事態なんだよね。う~~~~~ん…。
これはこれでなかなか大変…

という訳でこの作品の詳しいことは、公式HPとこの記事にTBを送ってくれた方の記事を参照してくださいませ。


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