「43万円の衝撃」、中国の電気自動車(EV)の低価格が
今日のトップ記事。一回の充電で100キロ走行という廉価版
であるとしても「衝撃の価格」であろう。
もともと電気自動車が注目を集め始めたころ、中国では
「電気オートバイ2台を繋げば四輪電気自動車」と冗談ぽく
語られたが、車輪一つに電気モーター一つ、という駆動に
限れば正解である。
ガソリンエンジン、減速機、動力伝達装置などの部品の
製造がなくなるのだから、電気自動車へのシフトは大きな
社会問題となる。
ということで、日本はどちらかと言えば電気自動車に
後ろ向きである。アメリカの電気自動車メーカー、テスラ
社の時価総額がトヨタを上回ったといニュースも衝撃的で
あった。台数的にはトヨタと比較にならないほど少ない
にも拘わらずである。
モーター駆動の原理は簡単で技術的な差はつきにくい。
デザインや内装は好みの問題。となれば、電気自動車の
競争はバッテリー技術である。
いずれにせよ、15~20年後には多くの国でガソリン車
の製造が禁止になる。日本はと言えば未だ腹が固まって
いない。今も未だあるか心配だが「お家芸の技術力」で
世界に伍していかねばならない。
さて、昨夜は満月。