今朝のテレビニュースに米国ワシントンのポトマック河畔の
桜並木が映し出された。エリザ・シドモアという女性の提案を、
当時の大統領夫人が取り上げて実現した桜並木と紹介する。
「だれもかれもが、みな仲間となり、歓喜の酒をふるまう」
エリザが向島で花見をした時の表現である。お上から庶民まで
桜を愛でる日本人を観察した。
ウィキによれば、エリザ・シドモア(1856-1928)は著述家・
写真家・地理学者とある。外交官の兄を訪れる形で日本を度々
訪れ、中国・インド・ジャワ島などにも足を伸ばしている。
ナショナル・ジオグラフィック社の記者として明治29年の
三陸地震津波の被災地に入り発信した記事の中の「Tsunami」
は英語文献として最古のものとされる。
ニュースのポトマック河畔の桜並木を見ながら、昨日行って
来た「水元公園」、小谷堀を挟んだ対岸の「三郷公園」の桜の
風景とちょっと似ているなと思った。
三郷市の南、葛飾区との境界にあるのが都立水元公園。まずは
公園西側の道路沿いの桜並木を車から楽しむ。晴れて休日なら
駐車場入口まで長い渋滞だが、昨日は曇りの平日でスイスイ。
明日は公園内の桜風景。