今月で後期高齢者になり、二年後には喜寿を迎える。
七十七歳を喜寿として祝うのは「喜」の草書体「」に
よる。でも、これでは「七百七十七歳」だと思っていたら、
左下の七は「十」が撥ねた形というから納得である。
この「」や「森」などのように、同じ部首を三つ重ねた
文字を「品字様」という。また「ピラミッド漢字」とも。
(参考:朝日土曜版「B級街の言葉図鑑」飯間浩明)
小学校の時、授業中は一心不乱に教科書の漢字の部首「口」
を鉛筆で塗り、一頁で塗った「口」の数を隅に記した。
そして、10頁ごとに最大、最小、平均を求め統計の基礎の
ようなことをしていた。先生に指されても当然質問がわから
ない。「口」が「品」は三つもあるので好きな漢字だった。
今日も散歩の花たち、ある店先の歌壇から