担当職員のミスで下水道工事をした結果、汚水が溢れた。
2700人の団地を約700人と見積もってしまい処理能力が不足
したためだった。
この問題が次の問題を起こしている。約4億円の対策費の
全部を市の追加予算(税金)とするのは市民に申し訳ないと
して、約20%を市の職員全員で弁済することになった。
担当職員の懲戒減給分、自主返納分を引いた額をみんなで
負担しようという訳だ。責任者である市幹部が多目としても、
市の職員組合からはもちろん不満が出ている。
ラグビー精神のオールフォーワンのように、一人のミスは
みんなのミスということであるが、1年半、1~2%の減給が
続く570人の職員は、物価高の中で遣る瀬無い思いだろう。
タバコの葉の収穫の後に育てる名産品「常陸秋そば」の産地
である常陸太田市。後に秋田藩主となる佐竹氏の城下町である。
坂東三十三札所の一つ、初代が改名した佐竹寺もある。
散歩の道端に咲く花たち