埼玉大会決勝が始まる昨日の10時、三郷では雷を伴う豪雨
だった。てっきり中止と思っていたが30キロ離れた大宮では
試合が開始されていた。
結果はまさかの浦和学院敗退、聖望学園が1ー0で13年ぶり
4度目の甲子園出場を手にした。「順当なら浦和学院だが勢い
に乗る聖望学園も侮れない」と昨日「一応」書いたが、本心は
「まさかやー」である。
勝因は何といってもエース岡部の好投であろう。昨年夏の
大会の初戦、岡部は浦和学院に満塁ホームランなどを打たれ
コールド負けした。
打たれた場面が夢に出たという岡部は、フォームを変え
制球力を磨いた。今年の決勝戦、強打浦学打線を抑えたのは、
外角だけでなく内角も鋭く突く制球力だった。
聖望学園のルーツは大正時代の「蚕業学校」。飯能実業高校
を経て、戦後ルーテル派キリスト教系の聖望学園(中高)として
再出発して71年目の私立学校である。
今朝の日の出前、二十八夜の細い月
昨日昼の豪雨の名残
地平の日の出は不発、雲の上にやっと