先日の大河ドラマ「光る君へ」は、備前国司に赴任した父に同行
した紫式部（まひろ）が初めて覚えた中国語が再見（ｻｲﾁｪﾝ）。意味は
もちろん「さようなら、またお会いしましょう」だが、今日のタイトル
では日本語の文字通り「また見る」と解釈していただこう。
趣味のウォーキングの結果を月一回「バーチャル日本一周」として
まとめている。その元になっているのが、日本沿海実測全図を作った
伊能忠敬の第一次測量から200年を記念して、1999年1月から２年間で
行われた日本一周「伊能ウォーク」の足跡である。
2001年1月のゴールの３か月後に刊行された「伊能ウォーク全記録」
から正味574日、11,030Kmの日々の区間と歩行距離をデータ化して
毎月の到達位置をプロットしている。
先日、臼杵市の位置を間違えたのは「大分県に入る」という記事
の日付がずれていたためであった。図書館から借りた期限内で読み、
返却期限ぎりぎりのデータ化だったためのミスと思われる。
既に最終の第Ⅴステージに入ってはいるが、念のため残りのデータ
のチェックと、ゆっくり再読しようと思い中古品（既に絶版）を探し
ネット購入。Ａ通販社の特約制度で、昨日の朝注文し夜には玄関先に
置配されていた。品質を心配したが図書館のものよりきれいである。
数年ぶりに「再見」した伊能ウォーク全記録から。
2001年1月1日、ゴール直前の銀座通り、先頭は左から大内本部隊長、
加藤剛名誉隊長、漫画家サトウサンペイ氏。この日、スタートの竹芝
桟橋では1,500人だったが、このあたりでは約4,000人だったという。
２年間歩き通した15人の本部隊員、うち女性が３名である
次回、この本部隊員にスポットを当ててみよう、
