我が故郷の信州、その北の端の黒姫の荒れた森を買い、
間伐や除草で森と里山を再生した、C・W・ニコル氏が
亡くなった。
空手の修行で来日して「美しい日本」に出会い、やがて
永住、日本国籍も取得して環境保護を訴え、自ら実践した。
一時、ニコル氏をテレビでよく見かけたが、人柄が滲み
出る流暢で優しい日本語だった。まだ79歳というから、
やはりガンは怖い。
黒姫近くに住む高校の同級生が四季折々の風景を送って
くれる。まさに日本の原風景という感じである。
このコロナが落ち着いたら、いや、コロナから生き残れ
たら、ニコル氏が心血を注いだ「アファンの森」を訪れて
みよう。
桜の前の先月、江戸川に架かる新しい橋の工事風景。
土手際に立つ橋台は、一時土手を切断しての基礎工事。
橋台工事は大雨の少ない晩秋から春にかけて行われるが、
一日も早く土手を復旧して欲しいものだ。
次は土手から平地への橋台工事。配筋の真っ最中。
大きな橋台になるようだ。