朝刊から「解せない話題」を二つ。
1.東電、原電の東海第二原発稼働に2,200億円支援
東海第二原発は原電に残る唯一の「再稼働」が可能の
原発だが、3,500億円かけた安全対策後、もし地元の反対
で再稼働が出来なければ原電の企業存続が危ぶまれる。
「リスキーな他社原発支援より、自社の福島第一事故
の損害補償や料金値下げに回せ」の声ももっともだろう。
2.香港警察官、ヘルメットの中にマスク
デモ参加者のマスクを禁止する条例を作った香港当局。
逆に、警備する警察官がマスクやサングラスをするよう
になったという。「違法な取り締まりをしても責任追及
を免れるため」、警察幹部は平然と嘯(ウソブ)く。
力強く根源的な闘いは、警察が国家権力の暴力装置で
あることを鮮明にする、という名言の通りである。
さて、台風一過の松戸市散策の3回目、松戸の北東部に
出来た大きなショッピングモールの見学に向かう。
6号線(水戸街道)を渡った「ケヤキ通り」は渋滞中。
今回の台風で倒れたのか、歩道のケヤキが伐採されている。
これも混み合う歩道を進むと数分で新しいモールに着く。
「テラスモール松戸」は、住商アーバン開発が松戸北部市場
の跡に建設した、長さ250m、3フロアの大きな建物。
グランド・オ-プンが豪雨の昨日(25日)だったから、
台風一過で快晴の今日が実質的なオープンであろう。
大勢の家族連れでにぎわうフロアを抜け、エレベーター
で4階の屋上へ。元機械屋としては、屋上に設置されるで
あろう、館内の空調通風を担うエアハン(エアー・ハンド
リング)機器の見学である。
使用されている配管材が出身会社のものであることを確認。
機器類の据付の様子と併せ、さすが「一流」の施工である。
館内に戻ると通路はやはり、イオンの越谷レイクタウン
などと同様に曲線が採用される。
午後1時を回っているが3階のフードコートは超々満員。
ラーメンの富田、東京餃子など有名店に長い列が出来る。
その入口に並ぶ開店祝いの胡蝶蘭の贈り主を見ると、
大阪地下街(株)、JR東日本企画などモールの企画運営
会社もある。企画支援あるいは企画に参画したのだろう。
30分ほどの滞在で、長いショッピング・モールの反対側に
出る。坂道に面した長い建物の両端では3m以上の差がある
ようだ。
上りが続くケヤキ通りをそそまま進んで、最後の目的地、
「21世紀の森の広場公園」に向かう。ショッピング・モール
からかなり離れても渋滞が続く。
続きは次回、最終回。