2回裏、村カミ様が2階席に打ち込んで日本が同点とした時、
優勝を確信して「祝杯」を挙げた。日本チームがシャンパン・
ファイトに酔いしれる4時間前だった。
両チーム2本ずつ、計4本のソロホームランが出たが、2回裏
ヌートバーの内野ゴロで3塁走者が還った「渋い1点」が決勝点
だったと思う。
2回表、好調のターナーが芸術的な鋭いスイングで先制ホーム
ランを打った後、2本のヒットが続いた。しかし、先発の今永が
踏ん張って追加点を許さなかった。
一方、村上のホームランの後で日本もヒットを連ね四球で満塁
とし、追加点をもぎ取った。スーパースターが名を連ねる華やかな
WBCの決勝戦。結果的に勝負は「渋い1点」で決まった。
桜のある街の風景