人財開発研究会(東京都中小企業診断士協会所属)のホームページ 

「ヒト」に関するスキル向上が目的。人材の育成・開発、人事マネジメント、労働法規・社会保険等が研究テーマ

2022年4月月例会は改正育児・介護休業法と男性の休暇取得促進

2022-04-19 09:05:07 | 月例会

 4月18日(月)は、4月の人材開発研究会。小伝馬町の会場とzoomの併用開催。リアルでの開催は、なんと24か月ぶり。見学の方も3名も見えて盛り上がる。プレゼンは、診断士で社労士の坂本直紀先生。講演や出版で大忙しの方だ。

 テーマは、改正育児・介護休業法と男性の休暇取得促進。難しいテーマだ。男性社員の8割が育休を希望しているが、その取得率は12%、相当乖離がある。代替要員が確保できない、取得する意識がない、職場がそのような雰囲気ではないなど、ハードルは高い。

 育休制度は、この4月から取得しやすい雇用環境の整備など、段階的に改正されていく。だんだん複雑になっていくようだ。

 また、育休取得のために、経営層や管理職向けに実施するポイントや、同僚の立場での実施ポイント、取得のメリットが話された。育休取得によって、職場の理解が深まり、企業イメージが向上、離職率が低下するなどが大きいと思う。最後に中小企業の取得促進例が話された。

 さすが、坂本先生、難しいテーマを要領よく説明してくれた。なかなか内容の濃い月例会でした。

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