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■日米豪で中国包囲網、南シナ海で共同訓練
国会では、菅直人の独裁政権が意識的か無意識かはわかりませんが「貧国弱兵」政策をとっています。
いま、日本政府が行うきべきは、中国の軍拡に対抗して「富国強兵」を早急に推し進め、中国の野望を許さない事です。
「富国強兵」こそ、日本、東アジアの平和への道です。
日本の軍事力だけでは中国を包囲する事はできないので、同盟関係の構築が必要です。
そのような中、7月9日に、海上自衛隊、米海軍、オーストラリア海軍で、中国が領有を主張する海域の近くのブルネイ海域で共同訓練を開催します。
以下、新聞報道記事です。
<南シナ海で9日に日米豪共同訓練…中国けん制>
(2011年7月8日13時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110708-OYT1T00324.htm
防衛省は8日、ブルネイ沖の南シナ海で9日に海上自衛隊、米海軍、オーストラリア海軍による共同訓練を実施すると発表した。
これまでは九州西方など日本周辺海域で行ってきたが、南シナ海での実施は初めてとなる。南シナ海では、領有権を主張して海洋活動を活発化させる中国と、ベトナムやフィリピンなど周辺国との摩擦が続いており、共同訓練によって中国をけん制する狙いがある。
2007年に始まった日米豪による共同訓練は、今回で4回目。海自からは護衛艦「しまかぜ」が参加、米海軍の駆逐艦、豪海軍のパトロール艇とともに通信訓練などを行う。海域はブルネイからすぐの沖合となる予定で中国が主張する領有範囲の近くになるという。
(転載終わり)
海上自衛隊海上幕僚監部の報道発表は次のとおりです。
23. 7. 8
海 上 幕 僚 監 部
(お知らせ)
日米豪共同訓練の実施について
海上自衛隊は、次により日米豪の共同訓練を実施します。
1 目 的
本訓練は、海上自衛隊の戦術技量の向上を図るとともに、参加各国海軍との関係
強化を図る。
2 期 間
平成23年7月9日(土)
3 場 所
ブルネイ周辺海域
4 参加兵力
(1)海上自衛隊:護衛艦「しまかぜ」
艦長 2等海佐 隈部 秀彦(くまべ ひでひこ)
(2)米 海 軍:駆逐艦「PREBLE」
艦長 海軍中佐 JOE CAHILL
(3)豪 海 軍:パトロール艇「BROOME」
艇長 海軍大尉 KYLIE BEUMER
5 主要訓練項目
戦術運動訓練、通信訓練
6 その他
日米豪3か国による訓練は、平成19年度から実施しており、今回で4回目です。
<写真:護衛艦「しまかぜ」>
7月8日にフィリピン北方海域を航行するにあたり、「しまかぜ」艦上でレイテ沖海戦にて殉職された御霊のために
洋上慰霊祭を行ったとのことです。その様子も掲載されていましたので、転載いたします。
(仲村覚)
■「しまかぜ」洋上慰霊祭(平成23年7月8日)
第1護衛隊「しまかぜ」は、ブルネイにて実施される国際観艦式派遣のため出国し、
同国に向け一路南下、先日フィリピン北方海域を航行しました。かつてこの海域は、
熾烈を極めたレイテ沖海戦の主戦場でした。またこの海域は日本本土と資源地帯で
ある、南方を結ぶシーレーンの要衝であり、大戦当時、戦局の悪化に伴い多くの輸
送船、商船が攻撃を受け、多数の非戦闘員である船員の方々が犠牲になった場所で
もあります。「しまかぜ」はブルネイへの途上、フィリピン北方海域を航過するにあ
たり洋上慰霊祭を実施し、先の大戦において祖国、家族のため、勇敢に散華された多
くの尊い御霊に花輪と供物を捧げました。
(転載おわり)
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