エチオピアのクーデター未遂事件、陸軍参謀総長ら射殺される
2019年6月23日 17:15 発信地:アディスアベバ/エチオピア AFP
エチオピアのアビー・アハメド首相(中央)。スーダンの首都ハルツームの空港で(2019年6月7日撮影、資料写真)。
【6月23日 AFP】エチオピアの首相報道官は23日、アムハラ(Amhara)州でクーデター未遂が
発生し、その数時間後に同国陸軍の参謀総長が護衛担当者によって射殺されたと発表した。
また州政府のトップらも死亡したという。
同報道官は記者団らに対し、アムハラ州の治安責任者が22日の昼過ぎに行われた会合に押し入り、
州政府トップや高官1人を負傷させたと明かした。二人はけがにより死亡したという。
同報道官によればさらに同日夜、連携したとみられる攻撃で、サアル・メコネン(Seare Mekonnen)
陸軍参謀総長と、同参謀総長の元を訪れていた退役将校が、護衛担当者により射殺された。