大手チェーンの期間限定ドリンク、最大でスプーン23杯相当の糖分含有。英調査
(CNN) キャラメル味のホットチョコレートにホイップクリームをトッピングした飲料には、
最大でスプーン23杯分に相当する量の糖分が含まれている――。
スターバックスやコスタ・コーヒーなどのチェーン店がフェスティバルシーズンに合わせて販売
している飲料について、英国の団体「アクション・オン・シュガー」がそんな調査結果を発表した。
調査の結果、スターバックスの「シグネチャー・キャラメル・ホットチョコレート」にホイップ
クリームとオートミルクを添えると、ベンティ(容量590ミリリットル)サイズの場合で
1杯当たりの糖分はティースプーン23杯分、熱量は758カロリーにもなることが分かった。
同じ容量のジンジャーブレッドラテの場合、糖分はティースプーン14杯分、熱量は523カロリー
だった。
一方、コスタ・コーヒーのような一部のチェーン店は、この季節の飲料に含まれる砂糖の量を
減らしているとして評価された。
英イングランド公衆衛生局(PHE)は、2020年までに糖分を20%減らすという目標を
打ち出している。しかし今回の調査では、一部の大手チェーン店がフェスティバル飲料の糖分量を、
昨年より減らすどころか増やしていることが分かった。
英政府は子どもの肥満対策として2016年、ソフトドリンクに対する新たな課税を発表しており、
調査を実施した団体は政府に対し、この課税措置を延長するよう促した。チェーン店に対しては、
砂糖の量を減らして容器のサイズも小さくするよう求めている。
歯科衛生団体も、「フェスティバルの甘い飲料は健康に悪いだけでなく歯の衛生上も良くない。
多くの子どもたちがそうした飲料を飲んでいることは特に懸念される」と指摘した。
スターバックスはウェブサイトの中で、同社の飲料に含まれる糖分のバランスは、ミルクに含まれる
天然由来成分のラクトース(乳糖)によると説明している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スタバでコーヒー注文の警官、「ブタ」と印字のカップ受け取る。米国
2019.11.30 Sat posted at 14:39 JST CNN
(CNN) 米オクラホマ州で感謝祭の28日、警官がスターバックスの店舗でコーヒーを注文した
ところ、ラベルに警官を侮蔑的に示すスラングの「ブタ(PIG)」と印字されたカップを受け取る
出来事があった。同州キーファー警察の署長が明らかにした。
ジョニー・オマラ署長のフェイスブックによると、問題のカップを受け取った警官はこの日、
共に祝日勤務していた通信司令員にコーヒーを買おうと店舗を訪れていた。スターバックスの
広報は同日、警官に謝罪したことを明らかにし、調査が終わるまでバリスタを停職処分にしたと述べた。
オマラ氏はラベルに「PIG」と印字されたカップの写真を投稿。「私にとっていら立たしいのは、
自宅で家族と食事やフットボールの試合を楽しむ代わりに、地元の小さな町でパトロールに当たる
警官を完全に軽蔑していることだ」と書き込んでいる。
国勢調査の数値によると、キーファーの人口は1700人以下。同州タルサの南西に位置する。
CNN系列局のKTULは、警官は5人分のドリンクを買いにキーファーの東郊、グレンプールに
あるスターバックスの店舗を訪れていたと報道。来店客の1人がカップに貼られたラベルに気付き、
警官に指摘したと伝えた。PIGの単語は全てのカップに印字されていたという。
オマラ氏は投稿で、店に電話したところ、「正しいラベルの付いたコーヒーと取り換えます」と
告げられたとつづった。KTULによれば、取り換えは警官が再び来店しカップを持ってきたら
対応するとの話で、警察署長が求めていた種類の謝罪ではなかったという。
スターバックスの広報は今回の件について、「絶対に受け入れられない」と表明。この警官に直接
謝罪するとともに、警察署長に連絡を取っていることを明らかにした。
また問題の単語については「あらゆる法執行当局者にとって侮辱的な言葉であり、地域社会の安全を
保つために休みなく働く警官たちへの当社の深い感謝の念からはかけ離れたものだ」としている。
Pig' printed on Starbucks cups given to officer picking up coffee for dispatchers working Thanksgiv