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室谷克実氏:新・悪韓論より・・「上から目線の歴史学」妄信のナゼ 日本人より「道徳的に優位」

2017-03-02 02:36:58 | 韓国

「上から目線の歴史学」妄信のナゼ 日本人より「道徳的に優位」のウラに反日教と捏造史観

 韓国人のインテリは「われわれは、日本人より道徳的に優位にある」「われわれが、未開の倭人に文化文明を教えてやったから、今日の日本がある」などと、上から目線で言う。彼らは、どんな知識体系をもって、そんなことを言うのだろうか。

 「道徳的優位」とは、それなりの歴史学で武装した韓国人が言う場合は、ほとんどが中国を世界の中心に置く古代の「華夷秩序」の中で、日本は劣等生だったが、朝鮮半島は優等生だったという意味だ。

 逆に言えば、日本は中国の属国にならなかった。それを「いけないことだった」と思うのは「属国根性」の発露だ。

 一般の人が言う場合は、「慰安婦を強制連行した非道徳的国家」であるとする場合が多い。この問題になると、韓国人は慰安婦像を本尊とする「反日教」信者のレベルに落ちる。

 「原史料は読んだことがない」のは当たり前。実は「読んでも理解不可」の人の比率がけっこうある。

 それで「皆が言われていることだけ信じる」の“未開レベル”になりつつ、ただ「われわれの主張は絶対に正しい」と妄信する“韓国型公憤患者”と化す。新たな知的インプットを一切拒絶するのだから、あと百年ぐらい説得しても、これはダメだろう。

 「未開の日本人に…」と始めるインテリは「遅れた島国に、われわれは農業を教えてやった」とくる。


 中国の史書を読めば、古代中国は日本列島の統治者(親魏倭王と卑弥呼)に金印を贈ってきた。ほぼ同じ時期、朝鮮半島では邑長(村長)に銅印が授けられた。

 古代中国から見ると、「列島=金印を贈るべき国」「半島=銅印をやればいい地域」だったのだ。遅れた銅印地域から、進んだ金印国に文化が流れたとは、ありえない歴史法則だ。

 ところが、韓国人はいま、歴史学専攻の大学院生にして「漢字は読めません」という知的レベルにある。だから「君、『後漢書』を原文で読んでみろ」と説教するだけ無駄だ。現実の政治が衆愚政治であるなら、彼らは衆愚歴史学の耕作をしているのだ。

 日本の農業用語に、朝鮮語由来の言葉は、私が知る限りない。ところが韓国で使われている農業用語には、日本語由来の用語があふれている。農業技術が流れ込んだ証拠だ。

 朝鮮日報(2017年1月8日)は「カマニが示す日本帝国主義の韓国農村収奪の実態」という見出しの記事を掲載した。何のことかと思って読んだら、「カマニ=日本語の“かます”(叺)のナマリ」だった。裏を読めば、日帝様が教えて下さるまで、半島には米穀を束ねる「かます」もなかった-という内容だ。

 君たち、少しでいいから、自分の国の「本当の歴史」を学んでみたらと言いたくなるが、無理な相談だ。

 韓国人のアイデンティティーはいまや、新宗教である「反日教」と、それとは表裏の関係にある捏造史観で成り立っている。「史実」を学んだら、韓国人のアイデンティティーは破綻し、消滅してしまうだろうから。