イラン、南西部で新油田を発見 原油埋蔵量530億バレル
2019年11月11日 / 11:14 / REUTERS
11月10日、イランのロウハニ大統領は、同国南西部フゼスタン州で新たな油田が見つかったと発表した。写真はイランのヤズドで撮影(2019年 ロイター)
[ドバイ 10日 ロイター] - イランのロウハニ大統領は10日、同国南西部フゼスタン州で
新たな油田が見つかったと発表した。原油埋蔵量は530億バレルで、国内の埋蔵量を約30%
押し上げる可能性がある。
テレビ中継されたロウハニ師の演説によると、油田はイラン国営石油会社の探査部門によって発見され、
面積は2400平方キロ。
米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の統計によると、イランの石油埋蔵量は世界第4位。
天然ガスの埋蔵量は世界第2位。2018年1月時点で原油の確認埋蔵量は1570億バレルに上った。
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イラン、新油田の推定埋蔵量は222億バレル 前日の発表から大幅減
2019年11月11日 17:24 発信地:テヘラン/イラン AFP
イランの首都テヘランで新油田について記者会見するビージャンナムダル・ザンギャネ石油相(2019年11月11日撮影)
【11月11日 AFP】イランのビージャンナムダル・ザンギャネ(Bijan Namdar Zanganeh)石油相は
11日、前日にハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領が発表した新油田の推定原油埋蔵量は
222億バレルだと明らかにした。
ザンギャネ氏は首都テヘランで開かれた記者会見で、技術的な制約により、新油田で採掘できる原油は
推定埋蔵量の10分の1に当たる22億バレルにすぎないと述べた。
ロウハニ氏は10日、同国南西部で、埋蔵量530億バレルの新たな油田を発見したと発表していた。
英石油大手BPによると、イランの確認原油埋蔵量は1556億バレルでベネズエラ、サウジアラビア、
カナダに次ぐ世界第4位。