アル・ジャジーラ、シリア軍が化学攻撃をしたとする映像を撮影=情報筋
2017年05月05日 02:42 SPUTNIK
軍・外交筋がロシアメディアに伝えるところ、シリア軍によって化学兵器が用いられたとする映像の撮影が、シリア
で新たに行われた。
情報筋は、「確認されたいくつかの情報筋によると、アル・ジャジーラテレビの特派員の映像グループが、シリア軍によっ
て民間人に対する化学兵器使用が再び行われたとする映像の撮影をこの数日で行った」と述べた。
情報筋は、イドリブ県で行われたこれらの演出では、30台ほどの消防車に救急車、難民キャンプから連れてこられた70
人の子どもを含めた地元住民が参加したと指摘した。
情報筋は、「自然さを出すために、撮影はいくつかのアングルからの携帯、そして、クアドロコプターを用いて進められ
た。『撮影プロセス』終了後、子どもを含む全ての参加者には、1000シリア・ポンドが支払われ、食料セットが与えられ
た」と付け加えた。
先の報道によると、ダーイシュ(イスラム国、IS)がイラクでマスタードガスを用いたことは、シリア・イドリブ
県の黒幕はシリア政府ではなくテロリストであることを証拠付ける。
アルジャジーラは再現映像を制作したようです。
ISがイラクでマスタードガスを使用したので、シリアのイドリブ県での毒ガス攻撃もISだとCIAの元職員が言っていますがあくまで
推定。イラクとシリアではガスの種類も違う。
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イラクでのダーイシュによるマスタードガス使用は、イドリブ県の化学攻撃の黒幕を証拠付ける=CIA元職員
ダーイシュ(イスラム国、IS)がイラクでマスタードガスを用いたことは、シリア・イドリブ県の黒幕はシリア政府で
はなくテロリストであることを証拠付ける。米中央情報局(CIA)の元職員、フィル・ジラルディ氏がスプートニクに
述べた。
CBSテレビが先に、ダーイシュ戦闘員が米、オーストラリアの顧問がいたイラクの治安部隊攻撃の際にマスタードガスを
使用したと報じた。(2017.04.18)
攻撃は日曜日(4.16)に起きた。6人の兵士が呼吸器官を損傷して搬送された。CBSによると、全部で25人の軍人が救
急治療を必要とした。
ジラルディ氏は、「シリア政府のみが化学兵器を使用できたとのホワイトハウスの主張は正しくない」と述べた。
ジラルディ氏はさらに、イドリブ県の事件は、様々な過激派組織が先に行った攻撃を思わせると指摘した。