中国海警局の船4隻 尖閣沖の接続水域航行
2018年4月20日 10時45分 NHKニュース
第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船4隻が日本の領海のすぐ外側にある
接続水域を航行しています。
20日午後3時現在、4隻のうち2隻が尖閣諸島の南小島の東およそ33キロを、別の2隻が久場島の南東およそ32キロを
航行していて、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。
与那国沖で中国空母「遼寧」が演習 初確認
日本の防衛省は21日、中国海軍が沖縄県・与那国島の南の太平洋上で空母「遼寧」の訓練を行ったことが初めて確認されたと
発表した。
同省によると、20日、海上自衛隊の護衛艦と航空機が与那国島から350キロ南の海域を進む空母「遼寧」を含む中国船
計7隻を確認した。
また、同日同海域で、「遼寧」から複数の艦載戦闘機らしき機体が飛行する様子が確認された。「防衛省として、太平洋上において
クズネツォフ級空母『遼寧』から艦載戦闘機(推定)が飛行するのを確認したのは、今回が初めてである。」
中国政府が先に発表したところ、4月5日から11日にかけて、南シナ海の海域で中国海軍の艦船が参加する演習が行われた。
中国国防省は、参加した艦船の数を明らかにしておらず、「遼寧」が参加したか否かに言及していない。