2017年国連経済社会理事会理事国選挙における我が国の当選
平成29年6月16日 外務省
1 我が国は,本16日(現地時間15日)ニューヨークにて実施された第71回国連総会における国連経済社会理事会
(経社理)理事国選挙において,立候補国中最多得票を持って理事国に再選されました。これによって,2018年から
2020年の間,理事国として通算19期目となる任期を務めることとなりました。
2 経社理は,国連総会,安全保障理事会と並ぶ国連の主要機関の一つであり,経済,社会,文化,教育,保健,人権
等の分野について勧告を行うこと等を任務とする機関です。特に近年は,持続可能な開発目標(SDGs)や保健,教育,
ジェンダーといった,我が国として重視する課題について集中的に討議してきています。
3 これらの課題に取り組む上で,経社理が実効的な機関としての役割を果たせるよう,我が国として,理事国各国とも
連携しつつ,引き続き貢献を行っていく考えです。
(参考)選挙結果の概要
経社理は54か国で構成され,任期は3年間で,毎年3分の1の18か国ずつ改選される。
アジア・太平洋グループ | (改選3議席) | : | インド,フィリピン,日本 | |
アフリカグループ | (改選5議席) | : | ガーナ,マラウィ,モロッコ,スーダン,トーゴ | |
東欧グループ | (改選1議席) | : | ベラルーシ | |
ラテン・アメリカグループ | (改選4議席) | : | エクアドル,エルサルバドル,メキシコ,ウルグアイ | |
西欧その他グループ | (改選5議席) | : | フランス,ドイツ,アイルランド,スペイン,トルコ |