モスクワ郊外で旅客機墜落
モスクワ郊外でサラトフ航空のドモジェドヴォ空港発の飛行機An-148が行方不明になった。マスコミが非常事態担当局の情報を
引用して伝えた。
非常事態省は、航空機の破片が発見されたとの情報を確認した。
墜落した飛行機は、モスクワ郊外のラメンスキー地区の野原で見つかった。
サラトフ航空の広報部長は、モスクワ郊外で墜落したAn-148機の機長、ワレリー・グバノフ氏が経験豊富なパイロットだったと
発表した。
非常事態担当局によると、An-148には乗客65人と乗員6人が乗っていた。
墜落現場の第一段階の調査では、生存者はいないことが示された。
消息筋によると、「乗員乗客が生き残る可能性はなかった」という。
プーチン大統領は、犠牲者の家族や近しい人たちに哀悼の意を表した。
Самолет АН-148, вылетевший из Домодедово в Орск, потерпел крушение. На борту было 65 пассажиров и экипаж.
— Двач (@ru2ch) 2018年2月11日
Первые кадры с места крушения. pic.twitter.com/8qYGyohNq5
また消息筋は、「飛行機はドモジェドヴォ空港を離陸してから2分後にレーダーから消えた」と語った。
いくつかの報道によると、モスクワ郊外で起きたAn-148機の墜落の原因は現在のところ、エンジン1発の故障とそれに続く
爆発だと見られている。
非常事態省は、悪天候や乗員のミスなど、すべての説を検討している。
複数の消息筋によると、航空機は郵便ヘリコプターと衝突した可能性があるという。
墜落現場は大雪に覆われ到達が困難になっており、救急隊員らは手前で駐車し徒歩で現場に入らざるを得ない状況だという。
ロシア捜査委員会は、多数の事故原因が考えられるとしており、ここ数週間の記録的な豪雪に加え、人為的ミスや機器の故障なども
あり得る原因として挙げたが、テロの可能性については言及しなかった。
現地当局者は、事故機のブラックボックスが回収されたとしている。
ロシア首都モスクワ近郊で発生した旅客機墜落事故現場で、残骸(2018年2月11日撮影)
ロシア首都モスクワ近郊で発生した旅客機墜落事故現場付近に到着した緊急車両(2018年2月11日撮影)