2016年06月22日 BBC
香港が一番生活費の高い都市に=調査
米コンサルティング会社マーサーがまとめた「2016年世界生計費調査 都市ランキング」によると、
香港が世界で最も生活費のかかる都市となった。
前年を含む近年の調査ではアンゴラの首都ルアンダが1位になることが多かったが、
今回は現地通貨の為替レートの下落で順位を落とした。
スイス・チューリッヒとシンガポールはそれぞれ3位と4位で前年と変わらずだった。
東京は順位を上げ5位となった。
マーサーの調査は、企業が海外駐在員の経費を計算する助けとしてまとめられている。
調査対象は世界の209都市で、生活費の算出には、住居費、交通費、食費、被服費、娯楽費など200項目が使用される。
コンゴの首都キンシャサが6位と、初めて10位以内にランクインし、上海、スイス・ジュネーブ、チャドの首都ンジャメナ、北京と続いた。
ロンドンは順位を5位下げて、17位となった。
マーサーは、「不安定な金融市場と、世界の多くの地域で見られた弱い経済成長」が順位に影響した、と述べた。
調査で最も生活費が安い都市だったのは、ナミビアの首都ウィントフックで、南アフリカのケープタウンがそれに続いた。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。