桜を伐採したAさん「日本の奴らが(木を通じて)電磁波を送っていて、頭が痛い」 順天市
2020/3/21 KNC
順天(スンチョン)市内ヨンヒャン第3地区、生態文学教育園近くの人工芝サッカー場と
インラインスケート場一帯に植えられた15年生の桜の木とヒトツバタゴ28本が、
市民Aさん(48)によってばっさりと切り倒された。
Aさんは、今月14日午前7時20分頃からこの一帯の通り沿いや駐車場に立ち並んでいる
木々を、何の理由もなく、折りたたみ式のこぎりを使って切り倒したことが明らかに
なった。
順天市体育施設事業所側は、このような街路樹切断事件が発生して2日間分からなかった。
今月16日、月曜日に出勤した清掃員が発見。体育施設事業所がこの事実を順天警察署に
通報し、警察は聞き込み調査と付近に設置された閉鎖回路TVで犯人をAさんだと特定して
立件した。警察は、1回目の調査でAさんが自身の仕業と認めたため、財物損壊罪で
本格的に調査を行う予定だ。
Aさんは、「日本の奴らが(桜の木を通じて)電磁波を送っていて頭が痛い。そんなわけで、
木を切ってしまった」と話すなど、ちんぷんかんぷんだったという。
Aさんがのこぎりを使って2時間に渡ってこのように多くの木を伐採している間、制止
されたり目撃者の通報がなかったのは、休日であったことに加えて、コロナ19の事態で
近くのサッカー場とインラインステート場などが全て閉鎖され、行き交う人がいなかった
ためと分析されている。
順川市は、15年生の桜の木3本と13年生のヒトツバタゴ25本が破損したと把握し、Aさんに
求償権を請求する方針だ。これらの樹木1本当たり50万ウォン相当で、総計1400万ウォン
にのぼるという。
これに先立ち、今月10日にも、この体育センターの清掃員休憩所にある外壁石膏ボード
2枚が破損した。警察は、Aさんの仕業ではないかと疑って共に取り調べる方針だ。
順天市の関係者は、「根元から腰の高さに切られた木が痛ましくて、17日午前根元を
完全に取り除いて木の枝も処理し、今後、代替木を補植する予定だ」と明らかにした。
ソース 南道日報(韓国語)
http://www.namdonews.com/news/articleView.html?idxno=564283