米国、アジアで主導的な役割を シンガポール、タイと電話会談
2017年05月01日 08:35 SPUTNIK
トランプ米大統領は4月30日、シンガポールのリー・シェンロン首相、タイ暫定政権のプラユット首相と相次いで電話会談したとわかった。北朝鮮情勢を話し合ったとみられる。共同通信が報じた。
プリーバス大統領首席補佐官はABCテレビの取材で、「米国やアジア太平洋地域が直面している課題で、北朝鮮よりも大きな問題はない」とし「できるだけ多くのパートナーとの協力が必要だ」と述べ、北朝鮮問題の協議が電話会談の目的だと明らかにした。
ホワイトハウスによると、トランプ氏は米国がアジアで「活発で主導的な役割を担う」とプラユット氏に強調し、同氏とリー・シェンロン氏をそれぞれホワイトハウスに招待する意向を伝えたという。
先に、トランプ氏は、北朝鮮の核・ミサイル開発を背景に大きな軍事的紛争が起きる可能性があると述べた。