6か月以内に2000万人が飢餓で死ぬ恐れがある 国連
2017年04月25日 15:40 SPUTNIK
国連食糧農業機関(FAO)のジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバ事務局長は24日、ローマでのFAO理事会の会議冒
頭、国際社会が緊急に行動しなければ、6か月以内に約2000万人が飢餓で死ぬ恐れがあると述べた。
事務局長は「もし我々が何もしなければ約2000万人が6か月以内に飢餓で死亡する恐れがある。飢餓は人々を死に至ら
しめるだけでなく、社会的不安定を引き起こし、また人々を貧困と、何十年もにわたって続く対外援助依存の悪循環に陥れ
る」と強調した。
事務局長は、まずナイジェリア北東部、ソマリア、南スーダン、イエメンで飢餓や栄養失調に苦しむ人々を救うために緊急
に行動する必要があると指摘した。