北朝鮮工場のウラン濃縮遠心分離機の動きを確認= IAEA 天野事務局長
2017年09月11日 20:08 SPUTNIK
国際原子力機関(IAEA)では、北朝鮮寧辺郡の工場でウラン濃縮用の遠心分離機が稼働していた兆候を見つけた。
IAEAの天野之弥事務局長がウィーンの閣僚会議で明らかにした。
天野事務局長は「(北朝鮮)寧辺郡の試験原子力発電所で原子炉が稼働している兆候がある。
また寧辺郡の核燃料製造工場では、ウラン濃縮を目的とした装置の稼働を示す兆しが認められた」と述べた。
天野氏は改めて北朝鮮に対し「国連安保理決議が定める義務を完全に順守し、IAEAと直ちに協力を始め、北朝鮮国内でのIAEA
査察官不在期間に生じた未調整の問題を解決すべきだ」と呼び掛けた。
その一方で、IAEAは、北朝鮮核施設査察再開によって同国核問題の平和的調整に応じる姿勢があることを再び示した。
北朝鮮は9月3日、水爆実験に成功したことを発表。これを受け国連安保理では現在、米国が提出した対北朝鮮制裁決議案に
基づき、追加制裁決議案の審議が行われている。