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韓国発スポーツ国際大会、たびたび吹く「奇妙な風」!? スピードスケート「間違いなく送風機だ」

2017-02-21 19:56:15 | 韓国

韓国発スポーツ国際大会、たびたび吹く「奇妙な風」!? スピードスケート「間違いなく送風機だ」

2017.2.21 11:00   産経WEST

風圧をかわしつつ進むチームパシュート。それほど風の影響は強い=韓国・江陵

韓国で開催された国際スポーツ大会から、久々に不思議な「風の便り」が届いた。12日まで韓国で行われていたスピードスケートの世界距離別選手権は1年後の平昌(ピョンチャン)冬季五輪会場となる新設された江陵(カンヌン)のリンクで行われたが、低地にもかかわらず自己新記録を出す選手が続出。良質な氷に加えて関係者が口をそろえたのが「追い風」だった。


風が吹いている

 練習や競技を終えた選手の多くが口にした「風が吹いている」。


 リンクの天井には双眼鏡を大きくしたような装置がレーンに沿ってぐるりと30機ほど滑走方向に向いており、日本の関係者は「間違いなく送風機だ」と断言。日本チームのスタッフが風向計で測ると毎秒0・8~1・0メートルほどの風が実際吹いていたという。


 秒速10~15メートルで滑る選手にとっては小さくない数値で、この手の「疑惑」を普段あまり伝えない通信社も含め、各メディアが一斉に報道。共同電は男子5000メートルで世界記録まで約3秒に迫ったスベン・クラマー(オランダ)の「全員に平等なら問題ないが、風がないに越したことはない」というコメントを紹介している。


追い風はいいけれど

 この設備に関して、主催者は会場内の気温調整のための空調としているが、それにしては送風が一方方向に揃い過ぎているキライがある。


 江陵のリンクは1988年冬季五輪が開催されたカナダ・カルガリーの製氷担当者を招いて氷が仕上げられた。カルガリーは高速リンクとして有名で、スピードスケート男女計10種目のうち7種目が当時の世界新で決着。ただ、氷が良質というだけでなく、標高が1千メートルを越え、空気抵抗が小さかったことも大きい要因だった。


 平昌は地域の約6割が標高700メートル以上だが、江陵の会場は海沿いの低地。そのためカルガリーに比べ空気抵抗がある分を風で補おうとしたのでは-と類推する声がある。「記録が出るいいリンクという評判を得たいのだろうが」(ある日本選手)というわけだ。


 理由はともあれ、先のオランダ選手が話すように常に一定の風が吹いているなら大きな問題にはならないだろうが…。


「逆風」「凪(なぎ)」の恐怖

思い出される、あのバドミントン“韓国による空調やらせ”疑惑

 2014年韓国・仁川で行われたアジア大会のバドミントン会場で、日本チームへの「逆風」が問題となった。男子団体準々決勝の日韓戦で逆転負けした日本選手が「向かい風」の洗礼を示唆。第1ゲームを楽勝で取ったものの、第2、第3ゲームに突然向かい風を受けて落としてしまい、逆転負けしてしまった。

 

 当時の代表コーチは第2ゲーム途中に審判本部に空調を抗議。隣のコートでプレーしていたインドネシア選手からも「風向きが変わった」と指摘があったというが、日本バドミントン協会が正式に抗議しなかったため真相は藪の中だ。

 

 今回、スピードスケート会場の空調がはき出す風もかなり微妙に流れる。強い選手が滑るとき風量が弱まればどうなるか。例えば女子500メートルは0秒5の差が金メダルと4位を分ける。スキージャンプのように競技の際受けた風の強さによってポイントを調整する仕組みはなく、というより、無風が前提の室内競技のため追い風参考という概念すらない。


 館内の気温調整のため送風に強弱をつけて、それが不利につながっても文句は言いにくかろう。一発勝負のタイムトライアル会場で何とも危なっかしい設備。“施設ドーピング”だなんだと痛くない腹をさぐられる前に、稼働を止めることを考えてもいいのでは。

韓国でスポーツの国際大会は開くべきではないとういう声は国際的に多いですね。

決まりは守れない。審判の不正。外国選手の冷遇。なりふり構わない反則。スポーツマンシップなし。