クウェートが日本への渡航規制 新型コロナウイルスの影響
2020年02月26日 07:45(アップデート 2020年02月26日 13:04) SPUTNIK
クウェートの民間航空総管理局は25日に声明を発表し、国内における新型コロナ
ウイルスの感染拡大を阻止するため、日本とシンガポールへの渡航を規制することを
明らかにした。
クウェートの民間航空総管理局はツイッターに投稿し、クウェート保健省の勧告に従い
日本とシンガポールへの渡航を規制することを明らかにした。
同時に、クウェートの永住権を持つ外国籍の人で、直近の2週間で日本とシンガポールに
渡航歴のある人は入国が禁止された。クウェート国民の帰国は認められるが、強制的に
隔離されることになっている。
クウェートは新型コロナウイルスの感染が拡大するイランにも同様の規制を行ったばかり。
クウェートでは25日の時点で9人の感染が確認されており、保健省主導で対策本部を
設置して対応を急いでいる。感染者はいずれもイランへの滞在歴があった。
クウェートでは2月25日が英国からの独立記念日として祝われているが、政府は感染拡大を
避けるため、イベントや集会の中止を呼びかけている。
咳をしていたイラン衛生医療教育省の副大臣、新型コロナウイルス感染が確認
2020年02月25日 23:11 SPUTNIK
イラン衛生医療教育省の副大臣が新型コロナウイルスの検査で陽性であることが確認
された。25日、半民半官企業であるイラン労働通信(ILNA)が報じた。
国営テレビのインタビューでイラン衛生医療教育省の報道官は、「イラン衛生医療
教育省のイラジ・ハリチ副大臣が感染し、現在、検疫期間に置かれている」ことを
明らかにした。
また同省は、「この間、新型コロナウイルスへの対応で指揮をとっていたイラン衛生
医療教育省副大臣であるハリチ博士は、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が
確認された」とツイッターでコメントした。
この日、イランの新型コロナウイルスCOVID-2019の感染者数が95人に達し、15人が死亡
したと発表された。
前日にはハリチ副大臣とアリー・ラビーイー政府代表が出席した記者会見が開かれ、
その際に同副大臣の咳をする姿が何度か見受けられた。
مشاور وزیر بهداشت: تست ابتلای حریرچی، قائم مقام وزیر بهداشت به کرونا مثبت شد pic.twitter.com/hGbFvEU18d
— خبرگزاری ایسنا (@isna_farsi) February 25, 2020
Coronavirus outbreak: Iran health minister appears ill at news conference before COVID-19 diagnosis